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【2004年8月20日】 相模湖I.C~大月JCT~須走I.C~県道150号・足柄停車場富士公園線(富士あざみライン)往復~R138~23号・御殿場富士公園線(富士山スカイライン)~県道152号・富士公園太郎坊線~県道180号・富士宮富士公園線~R469~新万沢橋北詰交差点~R52~道の駅とみざわ~県道801号・高瀬福士線~県道802号大向福士線~福士川渓谷・奥山温泉入口~町営・剣抜大洞林道~県道809号釜の口塩沢線~R52~上沢交差点~R300(本栖みち)~R139~河口湖I.C~大月JCT~相模湖I.C |
昨年10月23日、南部町側起点から通行止めだった「剣抜大洞林道」。今回は予定の富士山新五合目をパスしての行き当たりバッタリのチャレンジ!! |
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8:30出発。4日前の富士あざみラインは霧の中だったが、今日は期待できそうである。 さすが、盆休みあけの平日は空いている、先週の今ごろは、上下線とも大変な騒ぎであったろうに。 |
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大月JCTから河口湖方面へ向かってすぐ、20000kmを突破した。購入から約1年半である。 |
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9:49、富士吉田I.C通過。いいペースである。 |
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いや~、いい眺め…と思っていると、なんだなんだ、あのキタナイ車は!! (自衛隊車両だった) |
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海では、8月も廿日を過ぎると水母が出て泳げたものではないというが、 富士の裾野にも、既に秋が訪れているようだった。 |
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富士あざみラインの入口に到着。 今日はGPS受信機というNEWグッズを装備してきているので高度を測ってみる。ここは819m。 |
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登山客を運ぶバスも登るあざみライン。 スカイラインに比べれば眺望に乏しいあざみラインだが、ここは中でもちょっと変化を感じる地点。 |
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うっそうとした木立の中をうねりながら登って行くが、 だんだんに空が広く明るくなってくると五合目も間近だ。 |
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到着!須走口五合目である。 |
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(クリックすると大きな写真に♪) 何が感動って、やっぱりこの、いつもはずっと下から見上げている「雲」と同じ場所にいるということだろうか。 |
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標高は1994mと出た。 |
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見る間に雲が流れてくる。 |
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(クリックすると大きな写真に♪) |
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(クリックすると大きな写真に♪) |
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(クリックすると大きな写真に♪) Pは黄色い観光案内所の左側奥にある。 車を置いて案内所のほうへ下って行くと、麓の景色が不思議とやけに近く見える。 |
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今日もカッコいいパトカーがいた♪(2004年8月16日「富士山&盆地ビュー満喫」参照) |
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案内所の右には売店がある。ここで登山用の杖なども売っている。バス停もこちらにある。 |
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山中湖が見えた。 |
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(クリックすると大きな写真に♪) あっ!ちょっと珍しい車が走っている!!停まったところをさっそく採集♪ |
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4日前とは打って変わった晴天の、素晴らしいあざみラインだった。 さて、次は富士山スカイラインだ…と思ったのだが、予定変更。 |
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そのまま直進して、「剣抜大洞林道」を目指すことにした!! |
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横S字カーブか。(笑) |
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ついさっき、あの山の中腹にいたのだ。 |
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んー、狭いぞ狭いぞ。対向車も来るぞ。なんだか田舎道だぞ。(笑) でもこの道はレッキとした3桁国道・R469のはずッ!! |
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どんどん山の中へ分け入っていく感じでそのうちに民家もなくなり、うっそうとした山の中を通り抜けた。 地図に「桜峠」と書いてあるあたりだったろうか。 |
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抜けた♪ そのあと、稲子駅のあたりでちょっと道を間違えて 戻ったりしながら、なんとか ![]() へ突入。 |
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十島駅手前の万栄橋を渡る。大きな流れは富士川だ。新万沢橋北詰交差点でR52に出る。 |
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道の駅とみざわに到着。 大きなタケノコが出迎えてくれる♪ ここでお昼にする。 といっても、今日はコンビニのおにぎりである。 ![]() 道の駅の向かいには南部町役場があり、 近くにはこんな雰囲気のいい図書館もある。 |
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さて、富士川の支流、福士川。アマゴ、イワナ、アユなど、魚がよく釣れるそうだ。 |
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バスの走る県道は最初のうちこそ静かな田舎道の風情だったが、 徳間バス停から右へ、奥山温泉方面へ入るととたんに荒れてきた。 ただのダートならどうってことないのだが、古そうなコンクリート舗装が割れて土砂が流失して、 それをまた部分的にアスファルトで埋めてあったりして、もう人工的凹凸ダートなのである。(笑) しかも深く細い谷で水溜りが多いので、泥汚れを気にしない4駆でも徐行したくなるほどだ。 |
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しかし、このあたりは「福士川渓谷」と呼ばれ、いくつかの滝と秋の紅葉の美しさでも名高い。 |
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ようやくたどり着いたここが、剣抜大洞林道の入口だ。(終点だけど) バンガローなどが点在する林の中の1本道。その左側に大きな苔むした岩があり、 そこに林道の杭が立てかけられている。 |
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すぐ横に「奥山温泉」の看板が立っている。 こんな山道の奥にある温泉なんて非常に興味が湧くが、帰りだったら寄れたのに…。 なんでもPに足湯があって、そのこぼれたお湯で犬の温泉がしつらえてあるそうだ。見てみたい。(笑) |
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時刻は14:20。山へ入るにはちょっと遅い時間だが、日差しが明るいのであまり怖い気がしない。 |
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右側に東屋というか、避難小屋のようなものがあった。 「篠井山登山口」だ。白い看板には、 「山梨の森林100選 篠井山の広葉樹林」と書いてある。 1394.4mの篠井山は山梨百名山のひとつである。 剣抜大洞林道はその西側の斜面を ぐるりと回っていくように通っている。 ![]() |
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ダートが始まった。砂利のところもあれば山砂というか、ほとんど泥で、 水がたまって結構なぬかるみになっているところもある。しかし橋はきれいだ♪ |
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道の様子は大したものだが、特に道幅が狭くて、という感じではない。 |
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(クリックすると大きな写真に♪) ガードレールを落石が直撃したらしい。こんなだ。振り返るとさっき通った道が下に見えた。 ガードレールがあるということは、もしかして、あの土砂をみんなどけたら下から舗装が出てくるのか? |
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路面はコンクリート舗装に変わったが、法面の吹きつけが崩れて“中身”が出てしまっている。 道端のちょっといい形をした岩に、林道開設のプレートが嵌まっている。 |
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車はほぼ水平。(笑) |
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がんばるX-TRAIL・洋子号である。 |
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またアンコが出ている。 何が怖いって、その破れ目から落ちてきた土砂を徐々に押し流すかのように、水がしみ出し続けていることである。 |
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前方に何か見えてきた。 拡大してみるとコレだった。(笑) |
ま、よけるほどの大きさでもなかったか!? | ![]() |
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左右に溝が掘られた、林のきれいに整備された明るい感じの道が続く。 |
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と思ったら、対向車だ! 普通の2tトラック。 このあたりはフラットダートで道幅が広いので、 特に問題はない。 |
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ガケ崩れというか土砂崩れというか、風が吹いたりしたら何か落ちてきそうだ。 |
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「こさぎはし」を渡る。 | ![]() |
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右側が大きく切り開かれ広場のようになっているところがあった。 重機が置かれ、土砂が盛られた奥に林道看板が見えた。 |
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現在地は、ちょうど合併前の 富沢町と南部町の境目あたりだ。 |
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そして、剣抜大洞といえば気になるのが、その中間あたりにある「月夜の段」。 来てみると、「山小屋 月夜の段」と書かれた杭に、山小屋とも思えないような小さな山小屋があるのみだ。 周囲を眺めると、ここまでたどって来た道筋よりは東側に空が開けている気がする。傾斜もいくらか緩やかだ。 地図でも、付近のどこよりも、そこだけポッカリとあいたように等高線の間隔がだいぶ広い。 ネットで検索してみると、どうやら「月夜」は「昼なお暗い」、「段」は「山の中の平地」、の意味らしい。 このあたりは山梨と静岡の県境で、今でもそうだが、時代が下ればさらに山深い“奥地”であったろう。 かつて入植した人々も結局この地を去り、その痕跡すら残っていないのだから、 思うにきっと手のつけようもないジャングルのような場所だったのではないだろうか。 ひとたび人が住まったが為に、そのように皮肉とも取れる名が残ったのではないかという気がする。 |
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(マウスオンで写真がチェンジ!) |
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あゝ、あれは富士山だ! 朝からさんざん見てきたのに、それでもこんな山の中で富士山が見えたりすると、 なぜかとてもうれしい気がするものである。 |
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おやおや、ずいぶんたくさん看板が立っている。 山梨・静岡県境にある山梨百名山のひとつ、 「十枚山」(1726m)への登山口である。 |
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路面はフラットダート、ほぼ下りになってきた。 |
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洋子は、街中より、こんな道を走るための車だったろうか。 |
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林に差し込む日の光が気持ちいい。 |
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まさに「林道」である。 |
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林道の杭が立っている。右側の日の当たっているほうには「林道 成島線」と書いてある。 |
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ここは二又の分岐なのだ。 今下りてきたのはまっすぐ奥の方からで、 右下のほうへ下りていく道が成島線である。 去年はここでUターンして引き返したのだった。 (2003年10月23日「剣抜大洞」は入ってすぐに通行止め) あのとき、路面はまだ未舗装だったが、 今年はもう新しい白いコンクリート舗装が敷かれている。 |
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にゃにゃっ!?コレは、トラックかと思ったら、足元がタイヤじゃなくてキャタピラーだ。 なんかかわいかったので洋子も一緒に写ってみた♪ |
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「戸栗川砂防ダム」。概要はこちら。 長かった剣抜大洞林道もそろそろ終わりである。 |
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最後に切通しのようになったちょっと狭いところを通ってダムの下を下って行くと、もう舗装路である。 |
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やったー!ついに完走!! 「町営・剣抜大洞林道」リベンジ成功の瞬間。(笑)ここが起点である。心なしか洋子も嬉しそうである。 ちなみに、左に立っている林道の杭に見えている「左 篠井山方面 林道 大垈線」というのは、 このすぐ手前で、ガードレール沿いに左の川沿いに登って行く道である。 |
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富士川を渡って帰途につく。 |
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R52はかったるいのでもうひとふん張りして下部から本栖湖へ登る。 しかし、ああゆうのって、なんか気にならない!?(笑) |
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あとは河口湖から高速に乗ってしまった。 天気は一日もって、暮れかけた空の雲まできれいだった。 |
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kiri:須走五合目からの眺めが最高だったし、 今日はいたるところから富士山をクッキリ見ることが 出来ました。 また、剣抜大洞林道のリベンジも成功して とても有意義な一日でした。 30:HPなどの情報よりも舗装部分がだいぶ 増えているように思われたが、 あの「丸山林道」を思わせる“山深さ”が 魅力的な林道だった。 |
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