魚肉が沈殿していることがあるので、よく振ってお飲みください。
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【2005年8月20日】
津久井湖城山公園花の苑地~R413~R412~ピクニックランド前信号~県道517号・奥牧野相模湖線~76号・山北藤野線~県道517号・奥牧野相模湖線~35号・四日市場上野原線~R139(途中で燃料補給)~R138~R139~道の駅なるさわ~R139~71号・富士宮鳴沢線~(JA交差点右折)~R139~道の駅朝霧高原~サークルK富士宮朝霧店~県道414号・朝霧富士宮線~田貫湖~県道414号・朝霧富士宮線~湯之奥猪之頭林道奥之沢林道~県道415号・湯之奥上之平線~R300~道の駅しもべ~南アルプス展望台5000円札富士山ポイント~県道709号・本栖湖畔線~R300~R139~道の駅朝霧高原(雨装備着用)~(白糸の滝前ファミリーマート通過)~75号・清水富士宮線~県道414号・朝霧富士宮線~県道184号・白糸富士宮線~焼きそば・お好み焼き専門店「伊東」セブンイレブン富士宮淀師店中原町のスタンドで給油~(五合目にいちばん近いコンビニ)県道180号・富士宮富士公園線~県道152号・富士公園太郎坊線~富士山新五合目~県道152号・富士公園太郎坊線~(水ヶ塚P.A)~23号・御殿場富士公園線~R246~県道147号・山中湖小山線~小山町健康福祉会館ゆったり湯セブンイレブン駿東小山店~県道147号・山中湖小山線~県道730号~R413(平野交差点・道志みち)~道の駅どうし~津久井湖城山公園花の苑地

 富士山の西麓にある「田貫湖」。ここで毎年4月と8月の数日、富士山の山頂から太陽が昇るところが見られる。日の出の瞬間が、まるでダイヤモンドが輝くようだということで、「ダイヤモンド富士」と呼ばれている。さらに、田貫湖の湖面にそれが逆さ富士として映りこむと、「ダブルダイヤモンド」になるというわけだ。


集合は午前2時。相模湖下流の津久井湖畔・城山公園「花の苑地」
この公園は、城山ダム堰堤上を走る城山大橋の東に「水の苑地」と、2ヶ所に分かれている。
目の前にそびえる「城山」までハイキングコースもある。

行ってみると、既にわたさん(SUZUKIアドレスV125Gブラック)とどんぐりさん(SUZUKIアドレスV125Gシルバー)が
到着していた。そのあとイノシシ・ダッシュmauさん(HONDA XR100 Motard)登場。(笑)
なんだかんだしているうちに2時半近くになってしまった。時短のため、道志みちより早く走れそうな
四日市場上野原線を通ることにする。リニア実験線の車両基地のそばを通る道だ。
R139に接続する交差点には、あの「おにぎりの大宮」もある。
わたさんを先頭に道の駅なるさわを目指して猛ダッシュ。
早いぞ、わた号!!(先頭から、わた・どんぐり・kiri家・mau)
途中、都内から走りっぱなしのどんぐり号が腹ペコで24時間営業のGSにイン!



富士吉田市に入ると、左前方の空に、なんとなく光の帯が見えた。最初は民家の軒先ぐらいだったのが、
だんだん信号機ぐらいの高さに、そして寿駅の先から左へ新しくできた富士見バイパスに入ると、今度は正面に
はっきりと見えるようになった。白、緑、オレンジ、点々と小さな光のつぶが続いている。
何度か見ているうちに、その背後に大きく黒い三角形が浮かび上がってきたではないか!
光の帯は、ご来光を拝むために夜間に富士山頂を目指す登山者たちのものだったのだ。
このあと、我が家のBean号はカーナビ洋子の地図データが4年ほど前のものなため不明瞭な案内をし、
ちょっち富士吉田界隈を右左折したものの、無事に大鳥居をくぐってR138に出ることができた。

かくして思いがけない“富士の夜景”を眺めながら道の駅なるさわに着いたのは4時半近く。
東の空がそろそろ白みかけてきたころだった。



道の駅なるさわでは富士の名水を汲むことができる。
日本茶や和食に適する軟水だそうである。
解説板に「山梨地学会会長 田中収」という人の名が
あるが、彼の名前は県内の他の場所のフォッサマグナや、
温泉施設内に掲げられた解説板などでも、
たびたび目にした記憶がある。





ややっ!!コレは悩ましいシーン!?
じゃなくて、ウエットスーツが干してあるだけだった…





さて、なるさわでかなりのんびりしてしまったので先を急ぐ。
71号・富士宮鳴沢線というのは樹海の中を貫く道である。
折りしも空は明け染めの薄暗がり。クネクネと曲がりくねりながら目の前に現れ続ける一本道。
トンネルのように木々が覆いかぶさる箇所にはまだ夜の闇が残り、前後も左右もスピードもわからない
スポットライトの中にいる気がしてくる。時たまやってくる対向車のライトが、現実だと知らせてくれる。
そんな現世からの使者とすれ違いながら走り続ける先は、朝霧高原
近づくにつれ、道の上に、左右から湧き出したような白い霧が、さわさわと音を立てているかのようにたゆたう。
「夜、走りたくないな」
と思う夜よりも、丑三つどきよりも、何よりいつでも道を見失うときが、普段の暮らしの中にあると思った。
それに気付けば鬼も魔も、寄っては来れない。



(マウスオンで写真がチェンジ!)
日の出までもう少しの高原の草地



(クリックすると大きな写真に♪)

R139に出ると、左手に朝焼けの富士山、右手には田貫湖の西方、山梨100名山の長者ヶ岳から連なる
同じく100名山の毛無山、そして雨ヶ岳をはさんで再び100名山の竜ヶ岳が、
茜色の雲をいただいて続いている。



ほどなく道の駅朝霧高原に到着。
富士周辺では他にない、ちょっと高原の気分を味わえる極上の場所。
富士山が日に照らされシルエットになってくる。


 
(右写真:マウスオンでチェンジ!)
  ここで全員集合の記念撮影
1枚目:アラ?なんか斜めってる!?
2枚目:よーし、決まった!じゃ、もう一枚♪
3枚目:だから、タイマーまだなんだってば!!



このとき素晴らしかったのは、逆光の富士山より、
眼前にそそり立つ山梨百名山のひとつ、毛無山(1945.5m)雨ヶ岳(1771.7m)だった。
尾根を覆う雲が茜色に輝いて、何とも美しかった。



朝日を間近に感じるわた号。
え?朝日!?ちょっと、そりゃー急がないとマズイんじゃない!?(笑)

というわけで、チョッパヤのmau号を先頭に猛ダッシュ!
あ、その前にサークルK富士宮朝霧店で食料調達。mauさんいわく、「ココならEdy使えるから♪」…



野を越え山を越え睡魔を越えてエッサホイサ、ついに田貫湖畔にたどり着いたmau団長以下4名。
駐車場は予想通りの大混雑。手前の道路も路駐でいっぱいである。
大胆に道を踏み外して側溝に落ちている車さえいた。(X-TRAILだった・笑!あとでJAFにより救助)
その辺に車を置いて戻ってきたらしいおじさんが、「中はもう空いてないよ」と教えてくれた。
4月のときはもっとすごいそうだ。なるほど、これではお泊り組が出るわけである。
後部座席をフルフラットにして、普通の敷布団を持ち込んでいる車がいておかしかった。
(こちらもX-TRAIL・楽しい車だ♪)



もうあたりは相当明るく、裾野の両側から朝日が回り込んできている。
湖面は、「鏡のよう」とはいえないもののほぼそれに近く、
ウワサのカモちゃんたちも静かに日の出を待っているかのようである。



大勢の人たちがほとんど誰も口をきかず、ただただ富士の頂を見つめていた。
そして…



あたりから水鳥の羽音のような音がいっせいに沸きあがった。
そのパシャパシャとシャッターを切る音とともに、興奮が静かに広がっていった。
これがダイヤモンド富士…ダブルダイヤモンド富士…


(クリックすると大きな写真に♪)

私たちは運がいい。実に運がいい。



(マウスオン!)

実は、あとになって気付いたが、ブレているこの写真に3つ目のダイヤモンドが写っていた。
上の10枚目の写真がこれより1分18秒後に撮ったもの。3つ目のダイヤモンドが横に広がっている
知らなかったのでもうあとは撮るのをやめてしまったのだが、あと数十秒撮影を続けていたなら、
もしかしてトリプルダイヤモンドがGETできていたのだろうか…???

しかし、私がいちばんに見つめていたのは構えたデジカメの小さな液晶画面で、
目の前に広がっていた壮大な光景ではない。

写真を撮るのも悪くはないけれど、そればかりに気がいって、
せっかくの素晴らしい景色を自分の目で見損なってしまうというのは、
かなりもったいないことなのではないかと思った。


そうこういっているうちに、
太陽はどんどん眩しく上っていった。
それはダイヤモンドを待っている時よりずっと早かった。
集まった人々はそれぞれの“陣地”を片付け、
釣果を自慢し合う太公望のように、
楽しげに言葉を交わしながら駐車場へと戻っていく。
そんな中に混じって歩いていると、
夜中から一生懸命走って来たことなど、
全くいつのことだったろうかという気がしてくる。



そして、湖畔の楽しい朝食タイム♪

ここで、道の駅なるさわで汲んできた富士の名水が登場するのである!わたさんがコーヒーを沸かした。
朝露に濡れたベンチにはゴミ袋の即席ビニールシートが便利♪



すげー日差し!!
しばらくすると、チリチリと顔が痛くなってきた。


  
(右写真:クリックすると大きなサイズに♪)
すっかりひと気の引いた湖畔。犬の散歩や釣竿を持った人が静かにやってくる。



この夏、相模原ではあまり見られなかった突き抜けるように青い空。
これから向かう「湯之奥猪之頭林道」にも期待が持てるというもの。


 
(左写真:マウスオンでチェンジ!)
県道をわかりやすい標識に従って左折。林道の入口にやってきた。
右奥で雲をかぶっているのは毛無山のようだ。
目の前の山の高みに道のような、開けたところが見える。あそこまで登って行くのだろうか。



Let's go!!


(クリックすると大きな写真に♪)
走り出してすぐ、なんだか空が広い感じがしてルームミラーで後ろを見てみた。すると、
ものすごいサイズの富士山が映っていた!



鉄馬の王子様たち。(笑)


あ~、なんて眩しい日差しなんだぁ~♪


おっ、曲がった!


対向車の確認に先行したmauさんが、
橋の先でカメラを構えて待っている。


  
(クリックすると大きな写真に♪)


富士山との間に遮るものが何もないので、
随所で特大サイズの富士が見えまくり♪



(クリックすると大きな写真に♪)
夜中見た富士は高いところにあったけれど、今は隣にいる感じ。


  
(クリックすると大きな写真に♪)




  

Bean号/うりぼう号/どんぐり号


そしてやってきた、ここが絶景ポイントで聞こえる


(湯之奥猪之頭トンネル)

振り向くと…



(クリックすると大きな写真に♪)
…もし、この林道をトンネルの向こうから走って来たとしたら、
トンネルを出た瞬間に現れるこの風景に驚かない人はまずいないであろうと思う。



思わず車を停めて景色に見入ってしまう。長野ナンバーのマーチのおじさんたちももちろんである。


トンネルの手前というか入口は橋で、

という名である。

だから、それ以前のここは
徒歩で山を登って来るしかなかったのだろうか。

それらしい道があの矢印の先の「井の頭峠」なのだろうか。
トンネルの右側にある小さな道標だが、その先は草が生い茂っていて、道があるようには思えなかった。
今でも通ることはできるのだろうか?





トンネルに入ると、前方になにやら看板のような四角いものが白く浮かび上がった。何かと思ったら市境の標識だった。
下部町は先ごろ合併して身延町になったので、標識の「下部」を「身延」に張り替えたのだろう、そこだけ新しい。
トンネルを抜けるとすぐ右手に、おなじみ山梨県の林道看板があった。
なるほど、林道名は同じ「湯之奥猪之頭線」だが、今まで走ってきたのは「富士宮市営林道」で、
ここから先は「山梨県営林道」なわけだ。


山梨県側は急激な下りである。
しかも、あちこちで大変な工事をしていた。


 
(右写真:クリックすると大きなサイズに♪)


崩落した法面の工事現場は通過するのも恐ろしい。
山梨県の林道情報でも通行止めは解除になっていたし、
全線舗装でダートはないと聞いてきたのだが、
しっかりダート走行を楽しむハメになった…。



まぁ、コマツの重機なんぞはどこの林道でも見かけるので珍しくもなんともないが、このハイエースはすごい!!
なんったって「林道特殊部隊」である!
(このステッカー、うちもほしいな…)


さて、金山跡地などを横目に見ながら、
ようやく山を降りてきたようだ。
ここは

この橋を渡ったところにも林道看板があった。


市境が終点だったのでここは起点かと思ったら、
それはもう少し先のようだ。
しかし、よく見ると起点は県道に接続していないぞ。
つまり、全線走破はかなわないということか!?



  

民家や畑が見えてきたと思ったら落石を見つけた。落ちてきてそのまんまという感じである。
ゴミ集積所にある案内板には、毛無山への登山口や神社・お地蔵さん・重要文化財などが書かれている。
さすが、昔の金山がある土地だけに、いろいろないわれも残っているのだろう。
ゴミの出し方もなかなかキビシイ。(笑)



離合箇所と、その先の狭路。
というか、このあたりは無理矢理作ったとしか思えない離合箇所の他は全てこんな道なのである。
ここを、さっきの工事現場へ向かうダンプやら生コン車やらが大挙して通過するのである。



何ともいえない情緒のある下部温泉街を通り抜け、下部温泉駅前までやってきた。
この小さな駅周辺もなかなか温泉街らしい雰囲気があるのだが、車が停められずにいつも通過してしまうのだ。
これはわたさんが撮った写真。こういうときはバイクがすこぶるうらやましい。
踏切を渡り、R300に出たところから見上げる毛無山。やっぱり迫力である。


その毛無山が見えるお休み処は道の駅しもべ。「興里創村」の碑がある村おこしの場でもある(らしい)。
ここは農村文化公園ということで、小さな流れや釣り橋とかもあって結構歩き回れそうなのだが、
いまだに全部見て歩いていない。
ここで少々作戦会議。
現在時刻は9:20。夏の1日はまだ始まったばかり!