魚肉が沈殿していることがあるので、よく振ってお飲みください。
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東京都の林道 盆堀林道~入山・和田峠



【2005年11月13日】
47号・八王子町田線(町田街道)~61号・山田宮の前線~32号(秋川街道)~33号・上野原あきる野線(楢原街道)~小中野交差点~盆堀林道~入山峠~醍醐川あたり…~県道521号・上野原八王子線(陣馬街道)~和田峠~県道522棡原藤野線~R20~76号・山北藤野線~県道517号・奥牧野相模湖線~R412~R413

 今日も天気がいいので出かけることにした。昨日は夕方になっても行楽帰りの渋滞が全くないので驚いたが、今日はどうだろうか。もし混むとエライ目に遭うので、近場にしておいた。



うおっ!?なんじゃ、このヴィッツは。持ちやすような取っ手がついている
よく見るとちっちゃなウイングに、サンルーフに、カロッツェリアのカーステも搭載されている!
ナンバーの左右にあるのはバックランプだろうか。
ここまでやるとさすがにカッコイイな♪

右は八王子霊園あたりの紅葉。なかなか見事だった。
このあと、秋川街道・留原あたりでこんな看板をGET♪


小和田グラウンドを過ぎると秋川の浅い流れが右手に広がり、清らかな水底の石が運転しながら見えた。
このあたりのマンホールに描かれている通りの川魚たちが、泳いでいるような気がした。



いつまでも眺めていたいような秋川の橋を渡り、いったん五日市警察の前に出た。
風光明媚な雰囲気から一気に街中へ引き戻されたようなショックを受ける。
檜原村方面へ少し走ると左に「甲斐おやき」という看板が見えたようで気になったが通過してしまった。
すぐにY字型の小中野交差点が見えて、左折した途端、また渓谷の雰囲気に飲み込まれる。
相模原も田舎だが、五日市あたりはもう、「郊外」とは言い難い場所のようである。



盆堀側沿いに暗い林の中を進むと湧き水を汲みに来ている人たちが大勢いた。
ほどなく日が差し込んできたかと思うと突然、目の前に採石場の建造物が現れた。



採石場入口のすぐ先で舗装が切れ、盆堀林道の起点看板があった。


ダートとは言ってもちょいと凸凹したフラットダートで、
なに恐るるに足らずという感じだった。が、


  

これは…???(^_^;)
地図では道はつながっているし、ここが起点なら、反対側が終点になるほか、
八王子方面へ抜ける道などないはずである。
それに、今まで走ってきた道にもこのゲートの付近にもどこにも、通行止め及び通行禁止等の注意はなかった。
我がBean号は車幅1735mmだし、このゲートは見た目より広いので、もちろんわけなく通れるのだが…。
…しばし考えていたら後方から1台のオフロードバイクがやってきて、躊躇することなくゲートの奥へと消えていった。
我々も、それ以上深く考えることはよして、とりあえず先へ進んでみることにした。



(クリックすると大きな写真に♪)

すぐに、石仁田線との分岐があった。ここも利用者への注意だけである。
しかし、道の奥を窺うと草だらけだし、谷側のガードレールもなさそうだし、
たとえ見通しのいいところでも駐車なんかしたら対向車は通れなさそうだ。
ここまで通行規制がされていないと、逆に自戒する気分になってくる。


その先の伝名沢林道は、はっきりと一般車の通行を
規制していて、入口も封鎖してあった。
ということは、盆堀線は、ゲートも開放してあったし、
通行しても構わないのだなと考えた。
では、あの「八王子方面云々…」は何だったのだろうか。



時間は12時を少しまわったところだが、谷の深いところでは薄暗さを感じる。
木々や苔の様子からして、普段からあまり日の差し込まない湿度の高い谷のようだ。



道がぐんと登りだしたかと思うと、ほどなく入山峠に着いた。



入山峠、標高は600m。


写真を撮っていると、左のほうからバイクが1台登ってきた。
そして石垣の上の階段からは登山者がひとり降りてきた。
バイクは私たちが来たほうへ下っていき、登山者は
カメラを構えている私の後方へと、山道を歩み去って行った。
それぞれ違った地点から、思い思いの方角をめざして
進んできた3者が、たまたまこの入山峠で鉢合わせたわけだ。
こういった偶然というのはどういう具合で起こるのだろう。
私たちがあともう少し、あのゲート前で逡巡していたなら、
ここでかち合うことはなかったのである。
顔もはっきり憶えていないから再びどこかで出会っても
わからないだろうが、こういうのも一期一会と言うのだろうか。



下り始めると左手に展望が開けた。八王子方面かと思われる。
しかし峠からこちら、白いガードレールに落書きがたいへんひどい。「多い」のではなく「ひどい」。
この形容詞の差は大きい。何しろ、汚いのではなく下品なのだ。走っていても目障りで仕方がない。
こんなことだから「馬鹿と猿は高いところへ登りたがる」などと言われたりするのかもしれない。



走っているとこんな看板もあった。御陵もあるし、八王子市は皇室と係わり合いが深いようだ。



(クリックすると大きな写真に♪)
見た目はスゴイが入ってみると意外に広くてきれいな
入山トンネル

このあとは展望がなくなると同時に落書きは減ったが、
かわりに「不法投棄厳禁」の看板
やたらと目立つようになった。
もう、カーブミラーの数よりずっと多いのだ。




(クリックすると大きな写真に♪)
飲料水の施設らしい。先ほど見てきた秋川の流れや、大勢の湧き水汲みの人たちの姿を思い出した。
このあたりは水源の森なのだ。なるほど、廃棄物の不法投棄などもってのほかである。



なに、コレ…
一瞬、頭が真っ白になる。



実は、プラチェーンはナスカンで繋いであったので簡単に外れた。しかぁーし!!
誘導するkiriの目には、
車と黄色い鉄パイプの間のすき間は3cmくらい
にしか見えなかったという。
運転席の30からはそんな状況が見えるはずもなく、運転しているほうより
見ているほうが心臓に悪かった
らしい。もうひとり、見ていたのはこの首に青タオルのおじさん。
必死のすり抜け走行中、向こうの道路からこちらへ曲がってこようとして、待っていてくれたのだ。
おじさんはどうやら勝手がわかっているらしく、青くなっている私たちの様子を笑いながら、
スイッと通過して、またチェーンを掛けて山へ入って行った。
あれは日産のミストラルだったろうか?ならば車幅1755ミリなので通れるわけだ。


   

たくさんの注意書きは路肩にまとめて束ねられるようにしてあるし、ゲートの様子からしても
ハッキリ、キッパリ通行止め!というわけではなさそうだった。
しかし、峠付近のあの落書きの多さなどからして、
何も規制がないととんでもない状況になるのだろうということは想像に難くなかった。


 
(左写真:クリックすると大きなサイズに♪)
進入角度が悪くてちょっとホイールが当たったようだが、何ともなかった。
橋を渡ると手書きの道標があったので、それにしたがって和田峠へ向かうことにする。
やー、しかし引き返すことにならなかったのは、ヨカッタ…
橋からの眺めにちょいと癒される。



はじめのうちは川沿いの木が生い茂った暗い道で、ここにも不法投棄厳禁の看板が20枚ぐらい、
整然と沿道に立ち並んでいたりして、なんとも味気ない気がした。
それは風景の美観が損なわれるとかいうことでは決してなく、
そんなにまで注意をしないと廃棄物を捨てに来る人があとを絶たないのか、という情けなさからだった。
この看板の先には集落があり、民家の軒先を縫うように走る道は、なるほど狭かった。



おい!なんだよ~!!(泣)
こっちもか…。
ロープを丁寧に解いて通過後、また結びなおすこともできなくはなさそうであるが、そんな気はもう、失せた。
よく見ると、このパイプは斜めに設置されている。それだけ道幅が狭いということか。
そういえば車にコンベがあったっけなと思い出して間隔を測ってみた。



いちばん狭いところは1850ミリ。
ということは、1.8mの車両なら左右に25mmもの余裕を持って通過できるのだ!
さっきの盆堀林道ゲートもこれと同じく1850ミリなら、
我がBean号は左右に各57.5mmも空間があったわけだ。
こりゃ~楽勝だねッ!?



(クリックすると大きな写真に♪)

それはともかく、渓流沿いの道をまたさっきの民家の間を縫ってもと来たほうへと戻ったのだが、
戻る間にも前からよそ者らしい車が何台もやってきてすれ違った。
集落の戸数はそれほど多くなさそうだったから、
みんなこのゲートのことを知らずに入ってきているのだろうか。
盆堀林道ゲート前の橋を左に見ながら通り過ぎて、出てきたところが恩方第2小学校前のT字路。
どうやらさっきの橋の前のT字路を、ここと勘違いしていたようだ。



うわっ!なんですか、女体がゴロゴロ!!置物か美術品の製作工房か何かだろうか???
東京都の林道看板はローマ字表記がインターナショナルでベリーグッド。
これで読み方がクエスチョンなフォレストロードを調べるときもノープロブレムだね♪



和田峠に着いた。
実は、和田峠までの道は結構“大変“だ。何がって、陣馬高原下というバスの終着停留所から、
道がものすごく狭くなるのだ。そこを、登山者とチャリダーとバイクと車が一緒になって通る。
しかも上下方向に。峠まであと少しという、かなり登りのキツくなったカーブで、ハマった。
さらに、あとからやってきた車が、大きいの小さいの、上下合わせて十数台、そこで詰まってしまった。
どうにもならなくてBean号を路肩の土手に乗り上げるように停め、kiriが交通整理に出た。
ワゴンRの若いカップルが降りていくときは「軽はちっちゃくってイイねぇ!」などといいノリで話してしまった。
いちばんヤバかったのはクラウンが通るときだった。やはりデカイ…!!
あらためて思ったのは、「やっぱジムニーだな」ということだった。
ようやくたどり着いた和田峠では、車を停めて下りたら「600円です」と、おばちゃんがやってきたので、
すぐさま飛び乗って走り出してしまった。



やがて佐野川沿いの集落に下り、先日通った藤野町方面への道を辿った。



陣馬登山口バス停からは、栃谷川の上流に向かって栃谷坂沢林道
相模湖町美女谷温泉のほうへと続いているようだ。
気にはなったが、今日は狭いところをたくさん通ったのでもういいかなと思い、帰ることにした。
なんといっても、「秘境」という文字がキケンなニオイをプンプンさせている。(笑)
こちらはにおったかどうか調査してこなかったのでわからないが、
そばに藤野町観光協会の「観光用公衆トイレ」もあった。



こちらは城山ダム湖畔。向こうに見えるのは水の苑地
神奈川県の最北地域ではあるが、紅葉はこんなものである。
横浜や三浦・湘南の海っぺりよりはずっと寒いが、冷え込み方は内陸部に比べればまだまだゆるいらしい。



ああ、いつも気になる八百屋の店先に、また“スジコ”が積まれている…


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