魚肉が沈殿していることがあるので、よく振ってお飲みください。
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台風一過の快晴・松姫峠!! 富士山確認♪ 夜のR246をカエルが横断!?




【2005年11月18日】
R413~R412~ピクニックランド前信号~県道517号・奥牧野相模湖線~76号・山北藤野線~県道517号・奥牧野相模湖線~35号・四日市場上野原線~R139~県道705号・高畑谷村停車場線~黒野田林道~R20~76号・山北藤野線~県道517号・奥牧野相模湖線~R41


 「ダー岩井の写真館へようこそ」の「美味しいもの」でも紹介されている山梨県都留市の「おむすびのおおみや」。いつも店の前や近くを通りつつも、まだいちども寄ったことがなかった。山梨東部の紅葉を見ついでに、今日はぜひ寄ってみようと、第一目標をおおみやにして出発した。




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今日はいい天気である。8月のダイヤモンド富士以来の四日市場上野原線を快走する。
あのときは夜中の3時ごろで何も見えなかったっけ。
あの山は何だ。3mmのバリカンで刈っちゃったみたいだぞ。



リニアモーターカー実験線
。そのすぐ手前の右側に、なにやら山のほうへ入っていく細い道があった。
もしかして旧道か?と思い引き返してみた。「もぐら庵」の看板の向こうがそれだ。


  

100m行ったか行かないかぐらいでこの看板。道自体は舗装もきれいでそんなに荒れた様子ではなかったが、
もし狭くなって転回できなくなったりすると困るので引き返すことにした。


  

そして、夢にまで見たこのお店、「おむすびのおおみや」に、ついにやってきた!!
お米屋さんが経営するおむすびとお弁当の店だけあって、こんなところにも「お米」が!(笑)



んもう、お店に入るといきなり目の前がおむすびカウンターなのである。
にこやかなお母さんたちが数人、「いらっしゃいませー!」と笑顔で迎えてくれる。
ズラリと並んだウマそうな「具」の上を、つい視線は行ったり来たり。
どれにしようか悩んでしまっても、お母さんたちは
「迷っちゃうわよねー」と、やさしい笑顔で待っていてくれる。
「ままけは」と書かれた札を見つけ、「何ですか?」と聞くと、山形のほうの青唐辛子の入った味噌だという。
とにかくニコニコほがらかで何でも答えてくれちゃうところがウレシイ♪
そしてその場で、ほかほかとあったかいゴハンですぐ作ってくれるのだ!
見ていると、パックのフタにマジックで「めんたいこ」とか「こんぶ」とか、注文した品名を書いてくれている。
そして、出来上がったおむすびを並べてフタを閉じると、
文字の下のおむすびに、その具が入っている!というシステムである。
なるほど、これならどれがどれだかわからなくなってしまうこともない。(^_^)



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んも~~~、海苔のいい香りがたまらない!
車の中がそのままおむすびになってしまったかのような(どういうんだ?)大変な香りに、
鼻の穴は広がりまくり!
景色のいいところで早く食べようと、急ぎ黒野田林道へ向かった。
あの山の中腹に見えている道がそれである。



入ってすぐのところにこんな落木があったが、通行には差し障りない。
次第に高度を上げていき展望が開けてくる。この林道はとにかく空が明るくて気持ちがいいのだ。




  

右手の眺めもいいけれど左手の紅葉も…と眺めていたら、サルがいた!


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左の茂みから出てきたサルが道を横断して、こちらを振り返りながら右の崖下へと走り下りていった。
かと思うと、コンクリートの法面を駆け上がるものもいるし、
車の前に出てきた大きなやつはオスらしく、態度も落ち着いていて、
赤いケツをプリプリ言わせながらガードレールの下を潜り、目の前の木に登っていった。


あ~~~、サルサルサルぅ~~~!!
と、サル・ショックに酔っていたら、
ガギョッ!!
と、床下後方からすごい音が…。
どうやら跨いだつもりの落石がうしろのほうで引っかかったらしい。
舗装路でなければ、石は地面のほうへめり込んで
それほど大した音も立てずに通過していたはずなのだが…。


こんな林道らしい切通しも何ヶ所かある。
向かいの山がないので、
どちらから走ってきても背景が空なのだ。



真っ赤なモミジが数本植えられている東屋に着いた。ここからは右のほうに富士山を見ることができる。


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この秋、冠雪した富士山を眺めるのは初めてだ。



(左右をクリックすると大きな写真に♪)
また、斜面に生えたカラマツが美しい。


  

一匹オオカミも健在だった。(笑)



この東屋では、南東~北東にかけて180度以上の展望が望める。
いちばん西に見えるのが富士山で、いちばん北のほうにカラマツ越しに見えるのは、山梨百名山のひとつ、
1590.3mの滝子山だろうか。
ツギハギのパノラマではなく、動画で撮ってみた。(23秒/3.8MB)



景色を満喫したところで、
先ほどお母さんたちが作ってくれた
おむすびをいただくことに♪



kiri:かつ


30:すじこ


kiri:昆布(シャレではない)


30:明太子

そして、30:ままけはである。
まだほんのりとあたたかく、さっきのサルたちが
匂いをかぎつけてやって来るのではないかと
あたりを見回してしまうくらいの海苔の芳香!!
具がこれまたタップリと入っていて、
リッチな気分♪
ひと口目からごはんと具が渾然一体
となる幸せを味わうことができる…
ンもう、あまりのウマさにあっという間に完食。
どうしよう、ヤバイくらいウマイ…。

文句なしにウマイ!絶品!!
なんだろう、この塩加減…




都留市大月市の境に聳える鶴ヶ鳥屋山(1374.4m)を細かいひだで巻くようにぐるりと巡っていく黒野田林道。
途中には登山道の案内もある。
相変わらず空は青い。同じような眺めのカーブをいくつも回り込みながら、道はだんだんと北斜面に入ってくる。
このあたりの山肌は全山紅葉といった様子で、てっぺんのほうはもう散ってしまっているが、木々の種類も様々で、
そのグラデーションもまた楽しい。


  
(クリックすると大きな写真に♪)



笹子川・甲州街道・中央本線・中央道を隔てた谷向かいに、
滝子山(山梨百名山 1590.3m)が、どっしりと腰をおろしたような姿を見せた。
緑濃い山裾から紅葉盛んな中腹、そして頂上にかけて岩肌の見える見事な柄が、
まるであでやかな着物のようである。



北斜面のひだの深いところでは気温はかなり低い。
路肩に積もった落ち葉に何か白い粉のようなものが…???見てみると、なんとだった!



路面の水たまりもツルツルに凍っていたし、霜柱もたくさんできているところがあった。
やはり林道の冬は早い。完全舗装のきれいな道だからとスピードを出したりなんかしたら、
あっという間に谷底へ落ちてしまうかもしれない



(マウスオンで写真がチェンジ!)
おお、この巨大な落石はまだあった!去年の7月18日に来たとき見た同じ場所だ。
なんだか、ひどいカッコでずっと落石を支え続けているあのネットとポールが健気に思えてくる…。


この林道は、東屋の手前あたりから
ほとんど標高が変わらないようだ。
前にも後ろにも、大体同じぐらいの高さで
白いガードレールが見えている。


  

最初から最後まで、完全舗装で荒れた路面は全くなく、道幅も狭くて1.5車線程度なものだが、落石はかなり多い。
休工中だったが、大きな工事箇所があった。


  

秋の林道を走る幸せ。


 

道が緩やかに下り始め、橋を渡ったところで林道看板がいくつか並んでいるところがあった。
そして、その脇に通行止めのゲートがあった。「笹子駅」手書きの看板もある。


  

ゲートの中をちょっと見に行ってみると、今来た道を潜って下っていっている。
路面には落ち葉がびっしり積もって、何も通った跡はない。
戻ろうとすると、通行止めのはずの道に向けて一般車両通行止めの看板が立てられている。
どういうことだ???それに冬季閉鎖期間を示しているようだが、その年月日はずいぶん古い。
地図を見ると穴沢という沢に沿って笹子駅の近くまで細い道がある。
多分あまり使われず、整備もされていないのだろう。



時刻は2時半。秋の短い日はそろそろ夕方の色を帯びてきた。


  

間もなく新しい山梨の林道看板が立てられている起点に達し、清八峠との分岐を過ぎると道はグッと広くなったが、
まるでふじあざみラインの直線のようなものすごい角度で下って行く。
このときも正面には滝子山が見えていた。


  

最後は新しそうなトンネルを潜ってR20に出た。
平日の冬の午後、トレーラーの影も少ないのどかな甲州街道を東進する。
民家の庭先のアジサイが、花の季節でもないのに鮮やかな佇まいでいるのに驚いた。
ん!あれは積まれた古タイヤにカビでも生えたのか!?…いや、違った。(笑)
そのうち、大月のシンボル岩殿山が見えてきた。町並みは古びた味のある様子で、
昔懐かしい形のポストが、通行の邪魔になっていた。
交差点で「猿橋小入口」という文字が見えた。とっさに、「猿橋、寄っていこう」と思いついた。



(クリックすると大きな写真に♪)
これが有名な「猿橋」
というより、中央道の渋滞名所「猿橋バス停付近」の「猿橋」のほうが聞き慣れている。
日本三大奇橋のひとつに数えられているが、この猿橋と岩国の錦帯橋の他は、諸説あるようだ。


  
(左・中写真:クリックすると大きなサイズに♪)
少し前のことになるが、山梨県HPの「おはよう!観光係長」
猿橋の紅葉が進んできたという情報を仕入れた。
そのとき名前の由来を調べたら大月市立猿橋中学校鹿島建設・建設博物誌にわかりやすく出ていた。
もちろん、大月市HPにも紹介がある。


  
(中・右写真:クリックすると大きなサイズに♪)
猿橋のかかる谷は結構深く、31mもあるそうだ。
木製の人道橋である猿橋の西側にコンクリート製の八ツ沢発電所一号水路橋があり、
そのさらに西に赤い鉄橋の新猿橋がある。国道20号線・甲州街道は、この新猿橋を渡る。


  
(左写真:クリックすると大きなサイズに♪)
なるほど、表通りから1本入っただけだというのに、この雰囲気はすごい。



桂川の流れには魚影が濃かった。そういえばこんな注意書きもあったし。
水路橋はなんともレトロムード溢れる造りだが現役である。その証拠に滔々と水が流れている。



突然の思いつきで寄ってみた猿橋だが、なかなか良かった。
もしかしたら、これは黒野田で出会ったサルのお告げかもしれない。
しかし、最後にとんでもないお土産をいただいてきてしまった。
外が寒かったので乗車してすぐにエアコンを強にしたのだが、足元から温風が吹き出してきた瞬間、
目の前が真っ黄色になるような激臭が…!!
そういえば、Bean号を停めたのはイチョウの木の下。
ふたりとも両足でシッカリとギンナンを踏みしめていたのだった。
あんまりクサイのでSUBARUに持ち込んで…ではなく、落石を巻き込んだので帰りに寄って見てもらったのだ。

おむすびはウマかったし紅葉はキレイだったしギンナンはクサかった。何かバラエティに富んだ秋の一日だった。



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