魚肉が沈殿していることがあるので、よく振ってお飲みください。
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晩秋のクリスタルライン




【2005年11月26日】 (30ソロ・ドライブ)
R413~R412~ピクニックランド前信号~県道517号・奥牧野相模湖線~76号・山北藤野線~県道517号・奥牧野相模湖線~35号・四日市場上野原線~R139~県道705号・高畑谷村停車場線~県道712号・大幡初狩線~R20号~34号・中道塩山線~R411~38号・塩山勝沼線~R140~県道206号・塩平窪平線~川上牧丘林道~焼山峠~荒川林道(乙女高原)~御岳林道~7号・甲府昇仙峡線~県道112号川久保猪狩線(荒川ダム湖畔往復)~7号・甲府昇仙峡線~県道104号天神平甲府線~甲府市街地迷走!!~R20号~県道712号・大幡初狩線~県道705号・高畑谷村停車場線~R139~35号・四日市場上野原線~県道517号・奥牧野相模湖線~76号・山北藤野線~県道517号・奥牧野相模湖線~ピクニックランド前信号~R412~R413

 ※ 03.09.28 通行止めで「大弛峠」涙の断念


 昇仙峡の岩肌にへばりつくように生えている木々が、真っ赤に紅葉している写真を見たような記憶がある。それともどこか他の場所の写真だったろうか。記憶が定かでないので見に行ってみることにした。



おむすびのおおみやに向かって新雛鶴トンネルを抜けて
しばらく走ると左に「月待の湯」へ行く分岐がある。


先日kiriが見つけたのはこちら、「あさひ乗馬公園」
今日も馬のケツが、長い尾を風になびかせている。



ここは最近よく通る。都留市から大幡峠越えで初狩駅のそばへ出る県道712号・大幡初狩線だ。
ジモティ御用達の、20号渋滞回避優良道路だ。
左手の山の中腹には黒野田林道が通っている。あれもいい道だが、ちょっと、抜け道にはならない。


 

R20を淡々と走り、勝沼から塩山方面へ向かう。
白彩の前を通りかかったので撮ってしまった。(笑)
オギノの看板を見ると「山梨に来たなぁ…」と思う。
ほうとうやワイン、果物の看板もあちこちにある。
実に山梨らしくて、うれしい。



新隼橋北交差点。塩山の街中をまっすぐ走り、中央本線の狭いガードを潜り、
すぐ左折してこの交差点に来るまでの道筋が、なんとなく好きだ。
実は結構登っている道を進むにつれ、気分が盛り上がってくる。
信号待ちの間、ふと右のほうを見ると、まるでのれんのような見事な干し柿が!!



塀の下で写真を撮っている人が何人もいた。
ガードを過ぎてからここまでの間に、他にも柿をたくさん干している家が何軒もあった。
かっぽう着のおばあさんたちが腰掛けて話す縁側にも、柿が山盛りのかごがあった。



トンネルをふたつ潜って道の駅はなかげの郷まきおかで小休止。
またトンネルを戻って、鼓川温泉を通過して川上牧丘林道の起点、塩平を目指す。
ンモー、登る!登る!


牧丘町北原塩平地区の集落が見えてきた。
緑の道標が立っている大きなY字分岐は、
左へ行くとダートの東山中部林道だ。
焼山峠へ行くので右へ進む。



そしてこの民家から先が、川上牧丘林道
赤いポストの向こうのほうに見える黄色い看板のところが起点になっている。
左のカーブミラーの隣の小さなポールはバス停「塩平」。下から来たバスルートの終点。
停留所のポールと一緒に針金で束ねられている白い杭には「県道塩平窪平線」と書いてある。
県道もここが終点だ。
標高は既に1080m。しかしここに高原の雰囲気はなく、あるのは静かな農村風景だけ。


(クリックすると大きな写真に♪)
林道看板は起点ではなく、少し登った大きなカーブにある。
ここから焼山峠まではほんの4~5kmなのだが、2年前に通ったときは結構荒れていて、
去年は補修工事で長いこと通行止めだった。なるほど、登れば登るほど道はきれいになっていた。
峠のすぐ手前あたりなどは、昔のいい雰囲気が微塵もないほどだった。



冬季閉鎖が近い閑散とした焼山峠。数台の工事車両しかいない。
登ってきた道を振り返っても、いつもいる登山客の車は1台も見えない。
そして、トイレの前にはこの注意書き。




(クリックすると大きな写真に♪)
出るらしい。
さて、ここからは荒川林道を走る。




(クリックすると大きな写真に♪)
乙女高原のP。
緑濃い7月霧の秋ススキの原冬支度完了、いつ訪れても美しい白樺林。


 

本日のおおみやのおむすび。
たらこ/紀州梅

そして、Pからほんの少し登った右側の
乙女高原グリーンロッジに新しくできたトイレ。



水ヶ森林道への左分岐を通過すると木立の中を進む道になる。短いけれどなかなかいい雰囲気。
それを過ぎて下り出すと右側が崖になる。その崖の向こうには広大なカラマツ林が広がっている。
紅葉の時期に来たらばどんなにかすごい眺めだったろう…と、悔やまれる。



正面に見えるのは日本・山梨、共に百名山に選ばれている金峰山(2595m)
五丈岩もよく見える。




(クリックすると大きな写真に♪)
しばらくは右側に山景色を見ながら下る。振り仰ぐと下りてきた道が見える。
このあたり、かなり急激に下っている。


  

荒川林道といえばコレ!
全く、山梨のこのあたりの自然の造形の妙には、本当に唸らされる。


(クリックすると大きな写真に♪)
このように、素晴らしい景色が望め、しかも完全舗装離合場所も確保されている。
おまけに高速道路のI.Cからもそう遠くはなく、首都圏からだってちょっと出ただけの近場。
「クリスタルライン」は「林道」だけれど実は絶好の観光道路!と紹介せざるを得ない。
でも、俗っぽい観光化は進んでいない。



荒川林道の起点まで下りて来た。左右に走るのは御岳林道
このT字路を右へ曲がって、池の平林道へ進み、木賊峠から観音峠大野山林道の下りで、
初めて見る瑞牆山の山容に驚かされたのは、もう2年も前のことだ。



黒平の集落を通り抜け、ここは市営の木賊林道との分岐点。
手前に「藤原庵」という、手打ちそばのお店があった。非常に開放的で野趣豊かな外観のお店で、
そこで飼われている(?)らしい犬が2匹、辺りをうろうろと歩き回っていた。


  

少し先に野猿谷林道への分岐があった。しかし、工事車両がいて作業をしていた。
野猿谷林道もまた短い道で2.5kmほどしかないが、
深い谷底から見上げる青空まで色とりどりの紅葉がとてもきれいなのだ…。
おととしの秋、温泉仲間と初めて通ってその美しさに息を呑んだ。
けれど去年はずっと通行止めで通れなかった。
今年はようやく開通して、「山梨の林道事典」臨時館でも見頃だという情報が出たので
「行こう!」と思った直後、またもや落石で、再び通行止めになってしまった。


  
(右写真:クリックすると大きなサイズに♪)
どの程度の落石なのだろうと考えながら、そのまま御岳林道を走る。
実はおととし、野猿谷があれだけきれいなのだから、すぐ隣のこちらも…と想像して来たのだが、
伐採跡の山肌や、野積みになって色褪せた木材の崩れた様子などがあまりに殺風景で、
まるで荒れた“墓場”のようなじゃないかとがっかりしたので、ほとんど期待はしていなかった。
しかし、あらためて走ってみるとなかなかいい道のようで…。




わわっ!なんだろうあの岩…?
あとで調べてみると「燕岩岩脈(つばくらがんみゃく)という山梨県甲府市の天然記念物だそう。
北西方向にある黒富士(山梨百名山・1635m)の火山活動のときの堆積物らしい。
名前は、イワツバメがたくさん生息していたからだとか。縦の写真はこちら。

燕岩岩脈をあとにして坂を上っていると、後ろから鬼っパヤの軽トラがものすごい勢いで接近してきた。
こりゃあかなわんと思い路肩に寄ると、疾風のようにスパッ!と抜き去って消えていった。
やはり、林道最強なのは“林業軽”である。




その坂の上から燕岩を見下ろすと、
右の奥に金峰山が見えた。五丈岩もクッキリである。





さっき写真を撮った場所が真下に見える。



(クリックすると大きな写真に♪)

もうとっくに終わっていると思っていた紅葉も、まだ、残っていた。



市営・猫坂林道への分岐を過ぎ、西側斜面に出ると、なんともいえない夕景が広がっていた。
この面白い形の山は山梨百名山の太刀岡山(1295.3m)
逆光なので写真ではただのシルエットになってしまっているが、
実際には、昇仙峡のように岩肌が露出した、さらに異様な姿をしている。


道は再び東斜面に戻り、左側に深い谷を感じながら
ぐんぐん下って行くと御岳町の集落が現れてくる。
ほどなく7号・甲府昇仙峡線にぶつかるが、
御岳線などと書かれた林道看板や杭は見当たらない。
まっすぐ行けば昇仙峡なのだが、
おととしの荒川ダムのきれいだったことを思い出し、
ちょっと寄り道することにした。



(クリックすると大きな写真に♪)


甲府市の飲料水としても使われている
荒川ダム・能泉湖

管理事務所のランキングによると、
ここは本栖湖に次ぐ県内第2位の透明度を誇り、
「鴨」数も川口・山中両湖に続いて県内第3位、
500羽に迫る生息数であるらしい。
うーん、コレってすごいのか!?(笑)



車は入れないが堰堤の上を歩いて向こうまで行ける。堰堤の下に見える道は廃道なのか?
県道をもっと奥まで行けば公園・売店・トイレなどがあったようだが、時間がないので行かなかった。



静かな湖面に周囲の景色の映り込みが美しい、のどかな場所である。
すぐ手前にある昇仙峡の喧騒もここまでは伝わってこない。


 

本日の目的地、昇仙峡…だけれど、別に停まって見て歩いたりなどはしない。
車窓から眺めるだけ。
こういうときは超鈍足な観光バスの後ろにつくと具合がいい。


   

空は曇ってきたし時間も4時だし、ガラス越しの奇岩の風景はちょっと味気ない。
街中と同じように対向車はバンバン来るし、窓を開けようものならバスの排気ガスと黒煙をかぶるし。
ひと気のない静かな山の中ばかりを走ってきたせいか、こういう“自然”があまり楽しく思えない。


千代田湖を過ぎてみはらし広場あたりの下りからは、
甲府盆地が文字通りみはらされた。
実はその下のヘアピンの沿道に植えられているモミジ
がすごかった。どの木も真っ赤に紅葉し尽くしていて、
日が当たっていれば燃え立つ篝火のようではないかと思われた。
しかし、その辺りは車を停めるようなところも何もなく、
カーブをくるくると曲がりながら一気に下まで下りきって
しまった。あゝ、もったいない…。


  

さて。昇仙峡から下りてきて帰り道のことを考えていなかったことに気付いた。
R20で帰ればいいや~…などと漠然と思っていたが、ここは甲府市街地の、
よりによっていちばん混雑しそうな中心部じゃないデスかぁ!?
カーナビ・洋子を叱咤激励しながらあちこち曲がってみるものの、結局最後は渋滞にハマってしまい、
しょうがないので山梨らしい看板なんかを撮ってみたりした。
やっとの思いでR20に出て、初狩駅手前からまた大幡峠越えで都留I.Cそばの踏切まで、
1時間半以上かかってしまった。
なんだかんだいいつつ、帰ってみれば260km近く走ってきてしまったわけだ。
やっぱり、「笹子」を越えると遠い!
でも、山梨の秋を満喫できて楽しいドライブだった。




お土産のおむすび、「とりかま」。
お店で最後の1個しかなかったので、kiriと半分コにして
食べた。炊き込みごはんの深い味わいがしみじみと。
さすが、開店以来の人気商品だけのことはある。
また食べてみよう♪


※ 03.09.28 通行止めで「大弛峠」涙の断念

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