魚肉が沈殿していることがあるので、よく振ってお飲みください。
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【2006年2月24日】
R413~R412~R20~(道の駅甲斐大和・道の駅はくしゅう・道の駅蔦木宿)~R152~杖突峠~千代田湖~猿ヶ入林道金沢林道~R20~R152~R299~横谷峡(雪中散策~おしどり隠しの滝)~蓼科山荘
【2月25日】
蓼科山荘~県道192号・茅野停車場八子ヶ峰公園線~40号・諏訪白樺湖小諸線~県道166号・東部望月線~R18~チェリーパークライン~車坂峠~チェリーパークライン~R141~道の駅南きよさと~中央道・須玉I.C~勝沼I.C~R20~(道の駅甲斐大和)~R412~R413

 今の時期、熊は冬眠中なので林道は安心して走れるはずだが、その林道もほとんどが冬季閉鎖中である。一般道や国道でも標高の高いところは軒並み閉鎖。ところが、長野・群馬県境の車坂峠は標高が1970mでありながら通年通行可であるという。じゃあ行ってみようじゃないかと思い立ち、初めての冬季山岳ドライブに出かけた。



  

出発は朝6時過ぎ。R16から中央道に向かう道はトラックがまるで貨物列車のように連なって走る。
R20に出て相模湖I.Cでかなりの台数と別れた。
いつも混む上野原大月も、時間のせいなのか町の規模のせいなのか大した混雑はなかった。
土日にドライブに出かけた帰りに大渋滞になるのは、本当に「よその車」のせいなのだなと思ったりした。
しかし、笹子を越え甲府市街地へ入るとちょうど朝ラッシュの時間。そんな中へまともに突っ込んでしまった。
電光表示板に出ている混雑地点の中小河原中央卸売市場の少し手前だ。
考えたら、このあたりはいつも中央道で通過してしまっていたから、
R20でちゃんと山梨県内を走り切ったことはまだ一度もなかった。
「ああ、山梨の朝ってこんな感じなんだ…」
周辺の様子を眺めながらそう思う。こちらは「旅客」であるのに車の外は平日の普段の生活が流れている。
ぶどう園、フルーツ公園、D2、くろがねや、ワークマン、スマル亭甲府バイパス店、ヤマダ電機もある。結構都会なんだ。
地図でいつも見ている地名、今まで行ったことのある場所が1本の道の両側に繋がっていく。
竜王の文字が目に入るころになるとビルも車も少なくなって、左側に釜無川と、その向こうに霞んだ山が見えてくる。
確か「甘利山」と表示があったか。もうそんなところまで来たか?と思っていると、見覚えのあるT字路が!
あのトンネルの向こうは韮崎I.Cへ続いている。
トンネル西側から七里岩ラインに駆け上がるときの、雰囲気のある小さなループが印象的だった。
となると次に見えてくる橋は桐沢橋だ。あれを渡って御庵沢小武川林道を走りに行ったっけ。
「新府城」の表示に「shinpu‐castle」(だったかな?)とローマ字が出ていて、読み方を間違えていなかったとホッとする。




右側にはずっと雄大な七里岩が連なっている。一里が4kmだから28kmもあるのか!?
日本人は量が多いことの例えで七や九や千といった表現をするが、これは本当らしい。


  

穴山橋を渡ってすぐの円野(まるの)郵便局前交差点。町内の円井地区は「つぶらい」と読む。
そして、懐かしい武川村「町の駅」




これは尾白川橋の上だったか。
この尾白川も手前の大武川も、上流に美しい渓谷といくつもの滝があることで有名だ。




さっきからずっと気になっている七里岩。R20からこの距離。
七里岩についてはこちらが詳しい。
「やまかい104」




あちこちに「穴」があいているのが不思議だったが、これらしい。


  

花水坂を下ってきた道が右から合流して、9時過ぎようやく、道の駅はくしゅうに到着。いや~、遠かった。(^_^;)
右の店舗前Pには車がいない。(笑)
端のほうに商品搬入だろうか、大好きなパン屋さん「コーナーポケット」のワンボックスが。
しかし残念ながらお店は開店前。またの機会に。


  

眠いからということで即出発(笑・なんでだ)。
違う、地図を見ると、あれほど遠いと思っていた蔦木宿まで、あと10kmもなさそうに見えたからだ。
小淵沢の表示も目に新鮮。(ここも訪れたことがない)
出発から3時間15分。とうとう長野県に入った!静岡・山梨は身近な県だが、長野と聞くとすごく遠く感じる。


  
(左写真、クリックすると大きなサイズに♪)
9時半過ぎ。薄い朝日に照らされて聳え立つのは、たぶん山梨百名山の雨乞岳(2037m)
そう!ここは温泉のある道の駅信州蔦木宿!!ついに来た!とうとう来た!
…と大騒ぎするはずだったのだが、はくしゅうからすぐだったのでちょっと感動が少なめだった。


  

あの門の向こうが温泉「つたの湯」
しかしこの道の駅看板、なんかやたら内容が多いように思う。(笑)「除雪ステーション」と温泉マークが雪国を思わせる。


    

敷地内にあったマンホールたち。ここの住所は富士見町だ。
通過してきた韮崎あたりでは大きく富士山が見えるというから、このあたりでも見ることができるのだろうか。


  

ふふっ、ついでにここまで来てしまった。

予定では蓼科横谷峡12:00着ぐらいで考えていたのだが、意外に早くはくしゅうに着いたので、
地蔵峠・しらびそ峠に続いて気になっていたこの峠まで思いきって足を延ばしてみたのだ。
去年の5月、しらびそ峠のあと高遠経由でここを通り、諏訪へ降りようと計画したのに、時間切れで諦めたのだった。
カーナビ・洋子の目的地を杖突峠に設定していたらば、そこかと思って停まってみた売店のあるPより、
もっと先であるという。確かにそこはまだ登りの途中で、峠らしくはない。展望が望めそうな開けた場所もないし…???
こういうところへ来ると峠の名が大きく書かれた看板などがあるものだが…???
予定していなかったのでよく調べてこなかったのが痛い。何にせよ、空もどんより曇っていて遠望は望めそうにない。
どうしようか…「もっと先じゃない?」ということで、車から降りてみもせず、さらに道を登った。
するとピークを越えた先に、ゴルフ場らしい芝生とこの標識。
ここなのかな…???とりあえず写真を撮ってみた。
後日調べてみたところ、あのPにあるお店に展望台が併設されているらしかった。
展望台自体は町の所有なので自由に入れるはずなのだが、店の営業時間以外は閉められているとか???
よくわからないが、降りて自分の目で確認してくるのだったと悔やまれる。

ところでまだ10時半前。今来た道を戻って横谷峡直行じゃ時間が余りそうだな…ゼンリンの地図を開くと、
「八ヶ岳連峰を眼前にする狭幅ダート。中腹に展望所あり」
という文字が。ゴルフ場に沿って進めば千代田湖金沢峠金沢林道を経て、R20の青柳あたりに降りている。
「八ヶ岳」「展望」が素晴らしく魅力的に心に響いた。杖突峠で見られなかったのでなおさらだった。
普段なら「狭幅ダート」にトキメキを感じるはずなのに、このときは違った。(というか、30には見えていなかった)


  

ゴルフ場の脇を入った途端、道にはシャーベット状の雪が出現!
「ゴルフ場なら当然、除雪してあるだろう」
と思っていたのだが、考えたら芝が雪で埋もれている時期に客が来るはずなかったのだ!!
しかし、この日は朝から奇跡的に気温が高かった。Bean号も外気温は4度とか表示を出している。
日当たりのよさそうな場所はすっかり雪が解け、路面はドライだったりもした。水溜りももちろん凍っていない。
全てが雪道ではないことに勇気づけられ、戻るきっかけを掴めずにそのまま走り続けた。
それに、わりと新しそうな轍も見える。(でも、軽自動車サイズ???)
また幸いにして(?)、恐ろしく急勾配なところがないのだ。
先日、道志みち入口で初の雪中走行を体験したばかりの30は、今にも滑って路肩に突っ込むとか、スタックして
JAFを呼ぶような(林道には来てくれないとか…!?)ことになるのではと、気が気でなかった。
しかしそんな心配をよそに、ノーマルタイヤのBean号は何でもないかのように、
緩い傾斜の一面真っ白な雪道をしずしずと進んでいく。


  

分岐に出た。このあたりはなんだか通行量が多いらしく、少しアイスバーン状に凍りかけていた。しかし柔らかめで、
靴で踏み抜けないこともない。やはり気温が高いから凍りつくとまではいっていないらしい。
kiriはミョーに余裕である。
若いころ、友人と車で何度もスキーに出かけたことがあるそうなので、雪道の走り方はわかっているということだった。
でも、「じゃあ何でさっきから自分が運転しないのサ?」と突っ込みたい30だった。(^_^;)


  
(左写真、クリックすると大きなサイズに♪)
左へ分かれていくのは坂室林道。これは金沢林道と別の方向へ進むが、やはり最後はR20に降りている。
雪に埋もれて路肩もはっきり見えないが、どうやらダートらしかった。


  

坂室林道との分岐を過ぎて少しすると道は下りになった。
ずっと右にあったゴルフ場と別れ林の中を過ぎると湖が現れた。千代田湖らしい。


  
(クリックすると大きな写真に♪)
一面雪に覆われて真っ白である。湖と知らなければ「広場?」とかって入ってしまいそうだ。




ゴルフ場方面から降りてきたとき見えた側。千代田湖0.2kmって、目の前じゃん?




その裏側にはこう書いてある。諏訪から17kmも山中に踏み込んでいるらしい。




おおっ!これはなんだ!?
あたりを見回すとこんな立て札が…\(~o~;)/
山に慣れていないもので、クマが冬眠中だなんてコトはこのとき、スッカリ頭から吹っ飛んでいた。(笑)
(ちなみにこの足跡はどうやら「タヌキ」のものだったらしい。(^_^;)


  
(クリックすると大きな写真に♪)
湖畔をまわっていくと、金沢峠1.5kmの表示が。しかし、洋子は右の入笠山方面へ進めという。
金沢峠は左の細道へ入って行かなければならないようだったし、なんだかクマが追っかけてくるような気もしたし、
とにかくこんな山の中で立ち往生したらどうしようかという恐怖が先にたって、さっさと通過してしまった。
すると大きな分岐が現れた。


  

右へ登っていくのは千代田湖枯木林道。枯木が多いのか?


  

洋子は「左方向です」と言っている。左は猿ヶ入林道。猿が入ったのか?
千代田湖枯木林道は高遠町管理で猿ヶ入林道は茅野市管理。杖突峠からここまでの道は、既に高遠町内だったのだ。
進路を左にとって茅野市に入る。


  

なんと、猿ヶ入林道はダートだった。境目が雪に埋もれていたのでわからなかった。
左下のほうに町が見えた。茅野市街地だろうか。


    
ダートかと思えば舗装されていたり、立派な砂防ダムがあったり。道幅は広めで窮屈な感じは全くない。




また分岐点に出た。猿ヶ入林道の看板があるので、猿ヶ入線はここで終わりらしい。短い林道だった。
洋子はまたもや左だという。直進方向には「金鶏金山 2km」の看板が立っている。金鶏金山は史跡らしい。


    

金山への道と別れて少し走ると左側がぐんと開けてきた。もしかして、あの山は…



(クリックすると大きな写真に♪)
八ヶ岳だ!




  

さらに進むと八ヶ岳はもっと近づいてきた。
山裾に広がる町まで大きく見下ろせるようになってきた。


  

カーブの先には驚きの風景があった。
車から飛び降りて斜面の階段を登ると、思わず息を飲む景色が…


   
(クリックすると大きな写真に♪)
パ、パノラマに繋ぐことができなかった…(泣) 大きくして見ると雰囲気はなんとなくわかる。




展望台には、ここから見える山の名前などが書かれた「八ヶ岳遠望 展望図」がある。

晴れた日にはどんな雄大な景色が見られるのだろう。これはなんとしてもリベンジしないといけないように思う。
雪道走行にもだいぶ慣れて余裕の出てきた30である。
このあと「どれどれ、どのくらい滑るのかな?」といってkiriも少し走ってみた。




ここでまた動物らしい足跡を見つけた。
この形は…「カモシカ」らしい。いやしかかも。だからかもしか。いやもしかしたら。(笑)




驚いたことに道端にこんなものが立っていた。
このダートの多い金沢林道はパノラマが売り物のマウンテンバイクのコースらしい。


  

ちょっと開けたところがあって、さっきよりボロい感じの展望台看板があった。
もしかしたら以前はここが展望台で、それより眺望のいいさっきの場所が、新しく整備されたのかもしれない。


    

林の中をなだらかな下りが続いた。もうだいぶ降りてきた感じだ。雪と泥が混ざって足元はドロドロである。
そして、この林道でいちばん怖かったのは、もしかしたらこの場所だったかもしれない。(~_~;)


  

やがて木々の向こうに家屋が見え始め、林が切れて田園地帯に出た。


  



出てすぐの場所には左の「林道利用の皆様へのお願い」しかなかった。林道名を記したものは見当たらない。
しかし、そのまま2~3分走っていたら道の左側の古木に、
「金沢併用林道 延長 八・八四五米」
と書かれた林道杭が立てかけてあった。風化が進んで根元のほうが腐り、細くなっていた。
道は集落の中を縫うように続いていく。辻に、金鶏金山の案内札がまた立っていた。


    

このあたりで見つけた面白いものたち。
きれいに刈り込まれた柘植の木(?)がオシャレな腰箕までつけてもらっている。消火栓はこのタイプが多いようだった。


  

R20に出て再び諏訪方面に向かって走る。すると気になる大看板がッ!!(笑)
ジュース100円の自販機にダチョウらしき絵が書いてあったので撮ってみた。
このあと中央道の高架を潜って右折。蓼科方面へ。




やっぱり寄ってしまった、A・COOP。(笑)おやつのチョコ棒を食い尽くしてしまったので。
だって、コンビニよりスーパーのほうが安いじゃん。(^_^)v
ここで嬉しい発見があった。なんと、善光寺門前、八幡屋礒五郎の七味唐辛子が売られていたのだ!!
迷わず詰め替え2袋購入。


  



このA・COOP ピアみどり店の敷地内には交番がある。それがまたなんとも大層な造りだ。
その名も「尖石縄文交番」。近くに尖石遺跡があるかららしい。それにしてもパトカーが似合わない。(笑)




12:23。立ち寄り地点を次々とこなし、おやつを買い込み、準備万端、ようやく当初の目的地だった横谷峡へと向かう。
4時起きで行動開始したので1日が長い。