魚肉が沈殿していることがあるので、よく振ってお飲みください。
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【2006年5月1日】
R16〜R407〜R254〜東松山I.C〜(上里S.A、駒寄P.A)〜渋川伊香保I.C〜35号・渋川吾妻線〜R145〜R292〜(渋峠)〜29号・中野豊野線〜R18(アップルライン)〜R406〜鬼無里(いろは堂)〜36号信濃信州新線〜県道506号・戸隠高原浅川線(戸隠バードライン)〜県道403号・飯綱高原浅川線〜(ループ橋)〜R18〜29号・中野豊野線〜R292〜(渋峠)〜R145〜35号・渋川吾妻線〜渋川伊香保I.C〜(上里S.A、嵐山P.A)〜東松山I.C〜R254〜R407〜R16


 ※05.05.13、14 兵越・しらびそ〜渋峠、“標高三昧” 「渋峠編」 




インディー君ポイントの先は長野県だ。
電光掲示板の文字は「スノーシェッド内 凍結 通行注意」。左右のまだまだ高い雪の壁を見れば納得だ。
と思ったら、いきなり左側が大きく開けた。





実際、シェッドの横の穴から吹き込んだ雪がコチコチに固まっていて、外の除雪された道路より危なそうだった。
建物と、景色のよさそうなPがあったので停まってみると





どっひゃー!!
…それもそのはず。ここは「信州のサンセットポイント100選」の一つ、横手山だった。



 

大きなホテルの前にPがあったので作戦会議をする。
時計を見るとまだ午前9時前なのである。これがホントの午前会議。…(-_-;)

で、ダーさんのHPで写真を見て以来、30がどうしても気になっていた「おやき」が狙えないかという話になった。
信州と言えば、蕎麦、野沢菜、まぁ人によっては善光寺とか他にもいろいろあるだろうが、
「おやき」だって名物じゃないか!
そのおやきのお店は鬼無里(きなさ)にある。鬼無里村とは…地図で見るとあまりに遠い。
長野市街地の北西、戸隠村のさらに山向うである。道を選ぶも何も国道1本より選ぶ道なしといった山間部にある。
しかし、先年の善光寺参りで、このあたりまで来ればなんとなく長野の町を遠く感じない。
こんなときでもなければ、というか、ここまで来たときでもなければまず行くことは不可能だろう…ということで決定。
お店に電話をして休みでないことを確かめる。ついでに場所や目印も聞いてみたが、
あとで、そんなコトは全くの無駄であったことを知る。(笑)

雪の間をとにかく下る下る。下って行くと、右側の広大な駐車場にぽつりと赤い車が…???





なんだコレは〜〜〜〜〜〜\(^o^;)







  





カワイイ…(*^o^*)
黄色い幌が、まるで“ゆきんこ”のようだ。(そう見えるのは30だけ?笑)
どうやらここは琵琶池のすぐ近くらしかった。




左右に小さな池があるあたりを過ぎて道が広くなってくると雪もすっかりなくなり、春らしい雰囲気になってきた。
右手には有名な渋温泉湯田中温泉がある。道の駅北信州やまのうちでひと休みだ。




なんだか特徴のある形をした山が見えてきた。高社山だろうか?
このあたりのはまるで高速道路のようだ。緩やかに下って行く彼方の景色が春霞に煙っている。
5月だというのに、まさに春なのだ。沿道にはチューリップが咲き乱れ、桜も満開だ。
関東の初夏のような5月とはまるで「季節」が違う。






  

桃も今が盛りのようだった。



ところでこの道、というらしい。
地図は見たものの何しろ不案内な市街地である。最短距離だと思って突っ込んだら大渋滞!なんてことにも
なりかねないと思い、カーナビ洋子に道案内を頼んだので、交差点名や道路看板のチェックに忙しい。


  

大町だ!ってことは、地図だとココだ♪
田町だ!ってことは、おう、ココまで来たぞ♪
いちいち確認しては喜ぶ、の繰り返し。(笑)


  

ちょっと待て。遠い遠いと思っていたのに、戸隠から鬼無里が3kmだって!?
戸隠なら、善光寺のついでに鏡池まで行ったぞ
ついでに黒姫山の山裾を回りこんで新潟県境の苗名滝まで行ったのに。
それより鬼無里のほうが近いというのか???





町を抜けた。風景は一気に「山の中」になった。裾花川を遡る。
谷向かいの山肌を走るガードレールのうねりっぷり

また春の花が見えてきた…と思ったら、なんと、桜並木だ!





うわ〜〜〜、長野まで来て今年2度目の桜吹雪に包まれるなんて…(*^_^*)



  


  

うーん、だ、!!なんてのどかなんだろう…。





ここはバス停の前だった。赤い小さな郵便ポストが設置された待合所があった。







はじめは広かったR406だが、
いくつかトンネルを抜けるころになると
険しい渓谷沿いの道という雰囲気になってくる。
裾花大橋の向こうに見えるあれはなんだ!?
これだった。
右へ沢尻スノーシェルター
ここだけ雪を免れたって、その先はどうなるんだッ!
と突っ込みたくなる傾斜とカーブ。
直進、白馬方面。裾花洞門だ。
裾花トンネルを抜けたちょっと先から戸隠村に入る。
以前にも出会ったマンホールだ。
走れば走るほど、季節が冬に戻って行くような景色が
展開する。鬼無里って、やっぱ遠いじゃん…
あっ、久しぶりの信号だ!



川があって橋があって、
左のほうに大きく立派な建物がある。
ちょっと停まって地図を見よう。
と思ったら役所だった。ちょうどいい。
こういうところには観光案内図やパンフレットが置いてあるはずだ。
ついでにトイレも借りちゃおう。
土日じゃなくてヨカッタ♪(役所って便利なのヨ)

入口の自動ドアを入ると、
おおおおっ!!
これは…

素晴らしい、フルカラーの鬼無里マンだった。

さて、目的のいろは堂だが、どの地図を見てももう目と鼻の先である。
そうなのか?と思いつつ走り出すと、広い駐車場と道の駅みたいな建物と…
あーっ!なんだ!これか!こんなところに!





炉ばたのおやき「いろは堂」
写真で見ていた通りのこの外観。
ついにここまでやって来た。おやき食いたさにここまでやって来た!相模原からはるばる284km
ドキドキしちゃって店の前に駐車できず、向かいの広いPに停めてみた。花桃がきれいだ。

さあ、おやきだ!!

緊張の一瞬。
戸を開けると、和服にかっぽう着が似合う、とてもやさしい笑顔のおばあちゃんが迎えてくれた。
なんだろう、このホンワカした感じは…。
とにかくまずは注文。ちゃんと注文用紙が用意されていて、数を書き込めばいいようになっている。
ウヒッ♪「店内」用というのはもちろん、その場で食べる分だ。
おばあちゃんの笑顔がちょっとこわばったように感じたのは気のせいだろうか?(笑)
焼きあがるまでしばし待ちである。








おやきだ〜〜〜\(^o^)/
(拡大♪)
焼きたてのアツアツだ。いい匂いしまくりだ。
カリカリッと香ばしい皮の中には信州の野菜がたっぷり、これでもかというぐらいに詰まっている!
kiriがひとつ割ってみた。(熱いぞ)
力の入れどころを考えずにちぎったので潰れてしまった。はみ出る野沢菜。いや、あざみか?
数えるとなぜかひとつ多い。それはね、うれしいサービスなのだ〜♪

ウマすぎ〜〜〜!kiriおいひ〜〜〜ん!30




そして約20分後



  

ふたりとも6コずつ、合計12個を一気食いだ。残ったかぼちゃと粒あんは持ち帰り用に一緒に包んでもらった。
メニューの中でこのふたつだけが甘い。他の種類なら食べきっていたことだろう。おばあちゃんもビックリだ。
しかし、おやきのウマさもさることながら、おばあちゃんの笑顔がとてもいい。あの笑顔はちょっと他にはない。
ずっしりと重いおみやげの袋を持ちながら、また食べに来たいと思い、またおばあちゃんの笑顔を見に来たいと思った。



 

きれいに掃き清められた店の周り。季節の花が美しい。今、水芭蕉の季節なのだそうだ。





おっ♪店の裏にはこんな車たちが…
ウヒッ♪ ウヒヒッ♪




道の駅のように見えた建物は特産品直売所「ちょっくら」という施設だ。ここでちょっくら買い物をする♪(^_^;)



ちょっくらの広い駐車場前にはいろいろな看板が下がっている。
ちょっくらは特産品直売所兼旅の駅でもあるらしい???
役所もすぐそばだし、ここは鬼無里の中心地なのか。
しかし、賑やかというにはあまりに静かな佇まいだ。

さっきのカラーマンホールのノーマルタイプがあった。
そういえば、清流のほとりに水芭蕉が咲いている。



  

車に戻ってくるとキセキレイが鳴きながら飛び回っていた。
どうやら、そばの建物の庇の下に巣があるようだ。
花桃だと思ったのは桜だろうか。花も鳥もおばあちゃんも、やさしく在る鬼無里の里だった。