魚肉が沈殿していることがあるので、よく振ってお飲みください。
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【2006年5月1日】
R16〜R407〜R254〜東松山I.C〜(上里S.A、駒寄P.A)〜渋川伊香保I.C〜35号・渋川吾妻線〜R145〜R292〜(渋峠)〜29号・中野豊野線〜R18(アップルライン)〜R406〜鬼無里(いろは堂)〜36号信濃信州新線〜県道506号・戸隠高原浅川線(戸隠バードライン)〜県道403号・飯綱高原浅川線〜(ループ橋)〜R18〜29号・中野豊野線〜R292〜(渋峠)〜R145〜35号・渋川吾妻線〜渋川伊香保I.C〜(上里S.A、嵐山P.A)〜東松山I.C〜R254〜R407〜R16


 ※05.05.13、14 兵越・しらびそ〜渋峠、“標高三昧” 「渋峠編」 


同じ道を戻るのもつまらないじゃないかということで、戸隠経由で帰ることにした。
先ほどの鬼無里交差点まで戻り、36号線に入る。すると、不穏な色の雲が低くなってきた空の下に不思議な形の山が…。
なんて思っていると道から田んぼの上をまたいで大量のこいのぼり出現!やっぱり5月なのネ。
山の中ではあるが民家の絶えない細道をクネクネ登って行くと右に枝道があり、
「展望台」
の小さな案内板が見えた。どう見ても直進が戸隠だが、とっさに右へハンドルを切っていた。
ギュギュッ!とヘアピンの急坂を登ると、とんでもない景色が広がった!!








西岳連峰だ!!





それほど古くない感じの未舗装広場にベンチがいくつかと、「伝説の谷 大望峠 標高1055m」木製看板がある。
傍らには、立派な1枚板に西岳の図と漢詩、それに槙 有恒(まき ありつね)の言葉らしきものが彫り込まれ彩色されたものが、
大切そうにアクリル板で保護され設置されていた。槙有恒は日本山岳会会長も勤めた著名な登山家だそうだ。
図には、左からP3(第三峰:1980m)、P2(第二峰:1981m)、P1(第一峰:1989m)が描かれている。
「西岳」(2053m)はさらにその右奥にある。
せっかくの彩色板だが、素人目にはギザギザだらけのどの峰がどれなんだかイマイチよくわからない。(~_~;)




遠くのほうを見ると雲に霞んだ彼方にうっすらと雪山の連なりが見える。鬼無里村と白馬村境の山々だろうか。
見下ろすと真下に今来た道が見える。いろは堂あたりからはかなり登ってきたようだ。
道はこのあと下りにかかるが、左手にはときどき沢筋の浮き立つ迫力の山容が姿を見せた。








ほどなく、気持ちのいいストレートが続く戸隠バードラインに出、飯綱高原大座法師池前で作戦会議。
ここから先、中野市へ降りると千曲川を渡るには立ヶ花橋しかない。
そこまでは明確な道がわからないので、カーナビ・洋子にお任せすることにした。
しかし洋子は、放っておくと激細道やダートに、なぜか突っ込むことが多々ある。
“我が家”のカーナビだからか!?(~_~;)
結局、途中から地図を追えなくなったが洋子はわかっているようなので言う通りに走って行くと…





あれは…
水芭蕉だ!!
道の両側の湿地に、緑と白のコントラストも眩しい水芭蕉がたくさん!!
あとで調べると、戸隠周辺では奥裾花自然園戸隠森林植物園でものすごい群落が見られるのだそうだ。
が、このときは狙っていたわけでもなく、全く思いがけずに、偶然入り込んだ道で
こんなにもたくさんの水芭蕉を見ることができた。いちどにこの数は、もちろん人生初だ。



 

こんな花だったんだ。
自然に生えているこんな立派な株を近くでまじまじと見たのも、初めてだ。




ループ橋を下ったり…、リンゴのマンホールをみつけたり…、




信州らしいストレートを走ったり…、リンゴのガスタンクをみつけたり…、
懐かしい交差点も通った♪



  

前方に雪山が見えてきた。よく見ると信号機が全部「縦」だ。雪がたくさん降るんだね。
前方のバイクのナンバーは岡山山口。寝袋などの荷物満載。連休の風景だ。
桜とチューリップを右手に見ながら反対から走ってきたのは5時間前。再び戻ってきた国道標高最高所の雪山。
これを越えて家に帰るのだ。



  

この時期、まだ池はみんな凍っている。5月なのに。
相模原あたりでは真冬でも、庭のバケツの水が上のほう2cmくらい凍ったといって騒いじゃうくらいだ。
しかし、積もった雪は順調に解けてきているらしく、見た感じも固そうだ。



  

左写真は噴泉のあたり。だんだん路肩の雪の量が増えてくる。



  

おお、クエスチョンマークだ。(もしくはウナギ?笑)
しかし、草津側に比べるとこちらは雪がだいぶ黒い。なんでだ。



  

あ、なんだか天気が良くなってきた。長距離を短時間に移動していると見られるこんな現象も楽しい。



  

往路で停まって写真を撮った横手山ドライブインを通過、インディー君前・渋峠も通過。
なんったってもう午後3時を過ぎているのだ。出発から12時間経過。そろそろ眠気と疲れに注意だ。





あ。あそこ、もしかしていちばん雪の多いとこじゃない?





ほら、あのカーブのブロックに見覚えがある♪




やっぱり。(^_^)
私たち関東の人間は、草津から入ってワクワクしながらこの回廊を目指し、登りに登って辿り着く。
そのあとにもまた最高所の碑や渋峠なんかのお楽しみが待っている。
逆に、長野や北陸から来る人たちは、
横手山からの眺めを楽しんだり渋峠で写真を撮ったりしながら、下ってきてここへ来るのか。
林道もそうだが、ドライブルートも「往って」、「復って」みて、気付く魅力や楽しさがあるものだ。
季節によってもまるで違う。
一度だけ訪れて、それで全てを見尽くせる場所などないだろう。
だから、何度も、同じ場所へ出かける。そこに尽きない魅力があるから。それを見たいから。その場所に立ちたいから。
(最高所の碑前後の動画)



  

左のほうにチラリと見えてきたのは白根山か。





朝も見た白根山。7時間半経過した。朝より見通しがいいような気がするのは気のせいか。
雪原の端っこが大きく抉れるように崩れ落ちて、中のほうが青っぽいのが怖かった。





往路より余裕を持って景色が眺められる気がする。もう、帰るだけだもんな。
朝から見えていたトカゲも健在だ。いつぐらいまであそこにいるのだろう。




階段状に解け残る雪。この連休の間にたくさんの人が訪れるだろうけれど、
あした、あさって、連休が終わるころには、驚くほど見える景色は変わっていくのだろう。
朝はひとり占めだったPにも数台の車が停まっている。





日当たりのいい熊笹の台地を道路がうねる。






あらら???なんとなくどこかで見たことがあるような…???





おっと、このあたりではなどを閉めておかないと大変な目に遭う。
駐停車禁止の看板が立てられているガスの濃い地帯だ。
箱根の大涌谷那須の殺生石で見たような、色の変わった岩石がところどころに見える。





やっぱりそうだった。ここは「約束の場所」だった。(笑・わかる人だけ♪)
時刻は15:42。
あゝ、相模原まではまだまだ遠いぞ。(ため息)