魚肉が沈殿していることがあるので、よく振ってお飲みください。
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鈴縣峠・厳道峠

【2006年6月24日】
R20〜猿橋小入口交差点〜県道509号・朝日小沢猿橋線〜鈴縣峠林道(鈴縣峠)〜35号・四日市場上野原線〜秋山中学校前〜村道神野栗谷線金波美林道(金波美峠)〜安寺沢林道(厳道峠)〜R413(道志みち)

 ※05.11.28 鈴縣峠からの富士  ※06.04.15 花の国・山梨
 猿橋情報はこちら※05.11.18 おおみやのおむすび&黒野田林道〜猿橋 


朝起きたらな〜んか晴れていたので出かけたくなった。
相模原のいいところは、都市部からの脱出が
比較的容易なことだ。(要するに田舎の入口)
R413、ブランデーせんべい前通過。未食。
R20を西進し、猿橋を過ぎた商店街で本日のGET。
すぐ先の猿橋小入口交差点を左折する。
すぐに道が二股に分かれるので右へ行く。
その先もJRの高架のところが悩ましいが、道なりに直進する。
いきなり何だと思うほど道が狭くなるが、
これが県道509号線なのだ。
この狭い道から、さらに分岐して行く狭い道もあるのだ。






初夏の花咲く山里の風景。
R20からほんの少し入ってきただけなのに、
なんとものどかな雰囲気である。
ブロックではなく、自然石を積み上げた石垣を
夏草が這っている。
都会の手入れの行き届いた庭園とはまた違った、
のびのびとした美しさがある。
道はところどころ広くなったり細くなったりしながら
小沢川を遡る。
家屋の裏に「蕗(ふき)」が茂っていたりするのを見ると、
なんとなくうれしい気がする。






諏訪神社だ。
鳥居の向こうで狛犬が日を浴びている。
境内の樹木はどれも大きく、立派だ。

神社を過ぎると雰囲気が「里」から「山」っぽくなり、
最後のバス停のほんの少し先で509号は終わる。
この先は山梨県の管理下ではなくなる。





見事なボトルネックである。



右に左にも避けようのない舗装道路を少し行くと
大月市の林道看板があった。
ということは、市営林道なのか。

土に帰りつつある車のある最後の民家(資材置き場?)
の先から、本当に林道らしくなってきた。





こんなとき、「あのカーブの奥からマンモスが歩いてきたらどうしよう…」
などと考えたりしてしまうのは、私だけだろうか。


鬱蒼とした林の中で、前から来る光に気付いた。オートバイだ。
まず対向車は来ないだろうと真ん中を走っていたので少し左に避けると、オートバイはサッと走り抜けて行った
ナンバーは見なかったが、彼も林道ツーリングを楽しみに朝早くから出かけてきたのだろうか。
エンジン音が去ったあと、林の中、また1台になってしまった。



クネクネと暗い林の中を進んで行くと
恩賜林の大きな看板があり、
左のほうに光が見えた。
鈴縣峠だ。
地図には「鈴ヶ音峠」ともある。
何かいわれがありそうな気がものすごくするが、
調べがつかない。
もしかしたら土地の人でも知らないかもしれない。
夜中に通るとどこかで
「リーン…、リーン…」
と、鈴の音がする…
というのでは怖すぎる!!\(~o~;)/

峠は、九鬼山と高畑山の登山口でもあるようだ。



峠からほんの少し下ったところに左分岐がある。
NTTドコモの猿橋中継所への道路らしい。
そして高畑山への登山口でもあるようだ。
このまま登って行きたい気のする道である。
しかしそうは行かない。
写真では見えにくいが、左へ登って行く道路の途中から
“モヒカン”の色が濃くなっているのがわかると思う。
実はあそこに強固なチェーンが張ってあるのだ。
そしてこの看板もある。
そういうわけなら仕方がない。
分岐のところはずいぶん広いので、
ここに車を置いて歩いて行くぶんには、
誰にも怒られないかな。
先ほどの道標にもあった九鬼山もこの高畑山も、
どちらも富士山が眺められる山だそうである。
たまにはプチッとハイキングをしてみるのも
いいのかもしれないと思いつつ、…。



南斜面に出たので陽射しが明るかった

このあたり、山側はブリティッシュガーデンゴルフクラブ
敷地である。
名前の通り、品格の高いクラブとみえて、
英国の格調高いクラブライフのためのエチケット・マナーが
HPにもきちんと書かれている。
Tシャツやサンダルで首からタオルなどという
英国紳士らしからぬ服装は許されないらしい。
シャツの裾はズボンの中に入れ、
半ズボンの場合はハイソックス着用である。
タータンチェックのスカートは歓迎していただけるのだろうか。
その上、住所まで都留市朝日馬場と、
どこまでもUnited Kingdomの雰囲気なのである。

ところで、昨年11月末に来たとき富士が見えたあたりは、
木の葉が茂ってしまい見通しがきかなかった。ちょっと残念。

林を抜けたところに真っ赤な鳥居の小さな神社がある。
お祀りされているのは…(また怖い考えになってしまった)



鳥居の先は崖になっていて、
下に大平川沿いの集落が見える。
道は鳥居から左へ折れ、日当たりのいい急斜面を下る。
斜面は畑になっていて、
ところどころでお年寄りが農作業をしていた。
下りきったところがT字路で、
左がゴルフクラブ、右が35号・四日市場上野原線方面。
見えている青い看板が非常にわかりやすい。





田んぼの緑と空がきれいだった。

田畑の中の一本道をトコトコ走っていると左に高架が見えてきた。リニアだ。
実験走行のときは、田んぼのドジョウたちもさぞビックリすることだろう。それとも、もう慣れてしまっただろうか。





35号に出た。右に少し走ればおむすびのおおみやなのだが、今日は節約、ガマンである。
秋山村へ向かい、林道スペシャリスト・ツバキッキさんに教えてもらった安寺沢林道を走ってみようと思った。
地図を見ると入口までは結構距離があるようだ。で、秋山村役場を過ぎたところでいつもの秋山カントリークラブを…
「そうだっ!!確か秋山カントリーの周りにも林道があって、
そこから厳道峠に行けたはずだ!」

イイことを思い出してしまった。



ちなみにこの秋山カントリークラブは
「安くて近くて魅力的なチャレンジコース」
が売りであるらしい。
そう言いつつも、クラブハウスの設計はなんと、
世界的にも有名なあの黒川紀章
秋山CCのそれは、
氏が初めて設計したゴルフ場クラブハウスなのだそうだ。
意外なところに意外なものがあるものである。
HPにあるピンポイント天気予報は、
林道へ行くときにも利用できそうである。
だって、林道もゴルフ場も、
どちらも似たようなすんごい場所にあることが多いし…(笑)

なんだか可愛らしい、看板代わりの岩の文字。



予定していなかったし、ただ「ゴルフ場の周り」としか
覚えていなかったので、とりあえず、左の道へ入ってみた。
舗装路だが道幅はいい加減で、
本当に芝の縁を縫うように凸凹と山を登って行った。
下にはグリーンと、楽しそうにプレーする人たちが見えた。
こちらも楽しいぞ♪\(^o^)/

そのうち道はグリーンを外れて山に分け入るように登り出し、
秋山川をはさんだ向こうの山々が同じぐらいの高さ
見えてきだした。
な〜んて思っていたら、とうとうダートになった。
なんだか嬉しそうなBean号である。





三叉路だ。

手前が今走ってきたダート。左の登りは舗装されているが、右の下りは…こんな道である!!
ちょっと下りてBean号を見上げると…(^o^;)
しかし、このとき下から上がってきた車がいたのである!それはTOYOTAのウィンダム
乗っていたおじさんは苦笑いを浮かべながら舗装路のカーブへと消えていった。(そんな高級車で走る道かよ・笑)


ウィンダムを見送ってしまった我が家としては、
同じ道をFORESTERで走らないわけには、当然いかない。








チョイと下ってみた。うーん、なかなか爽快な眺めだ。









ひょー、楽勝じゃ〜〜〜ん!!









FORESTERは道を選ばない。

そうか!? (^_^;)

どこへ出るのか下まで下りきってみたい気もしたが、とりあえず今日はこのへんで引き返すことにした。
あとで調べたら、この道は秋山村の村道神野栗谷線というのだそうだ。




    


さて、登りである。ちょっと動画を撮ってみた。今気付いたが、山側のクレバスは側溝だったのね!?
一部、U字溝が見えたぞ。

さて、さっきの三叉路まで戻ってウィンダムの追撃にうつる。(笑)
眠くなるような舗装路である。








突然目の前に真新しいトンネルが現れた。金波美(かなはみ)トンネルだ。
三叉路からここまでの舗装の新しさといい、そのうち、先ほどのダートも舗装される運命にあるのだろうか。
トンネルを抜けると、そこはただの山の中だった。
正面の山は異様な感じがして驚いたが、木が切り出されたあとだ。このあと、また植林されるのだろう。
そしてどんどん下って行くと、民家が現れ、林道看板が立っていた。
トンネルも秋山村のもののようだし、この林道金波美線も村営なのだろうか。
看板の先には小さな橋があり、渡るとT字路だ。右が厳道峠方面。手持ちの地図とは川と橋の位置が違うのだが…???
まぁ、いいや。道の左を流れるようになった川は安寺沢川
おっ!ここも熊が出るのか?
というか、この檻のようなものは…(^_^;)何か動物でも飼われているのかな?
そんなことを考えていたら右手にかわいい動物を発見!!
あんまりかわいいのでカメラを向けたら、吠えられてしまった。(泣)



さっきからほとんど林道といっていいような細く狭い道を
ニョロニョロと登ってきたが(2台の車とすれ違う)、
ここで林道看板と杭を見つけた。
管理主体は秋山村になっている。
道の左側に立つ青い看板は字が消えかけてしまっているが、
右側の昭和63年の看板より古いものなのだろうか。
安寺沢川の流れ。小さな小さな渓流である。

さっきの場所からしばらく登るとまた看板があった
今度は山梨県のものである。
これもあとでわかったのだが、先ほどの杭のところから
ここまでが村営の安寺沢林道で、ここから厳道峠を越えて
R413側へ下りて行くのが県営の安寺沢林道なのだそうだ。
なるほど、さっきの杭に書いてあった距離では
どう考えてもおかしいはずである。





看板ばかりたくさんあると思いながら走り出すと、すぐピークらしきところに出た。左に空き地のようなものがあり、
一段高いところに「厳道峠拾遺之碑」と、「厳道峠開通記念碑」が建っている。
どちらも細かい字がびっしりと並んでいて、読んでいるうちに蚊に刺されそうだったのですぐに退散した。
ふと道の先を見ると、もう下っている。つまり、ここが厳道峠なわけだ。

そのままトコトコと歩いて行くと、あの明るい空間は、春に来た、あの場所に違いない!



振り向くと、…Beanが落ちてきそうだ!





















は、はまったぁ!!…\(^o^;)/

お願いだから、ここで対向車なんか来ないでネ〜。

今朝、晴れているからもしかしたらここから富士山が見えるのではないかと期待して来たのだけれど、
今日も見ることはできなかった。ま、楽しかったのでまた来ることにしよう。
というわけで、今日は野原林道ではなく、そのまま安寺沢林道を下りることにする。








しかしまぁ、ホントに、未舗装でガードレールもなかったその昔は、
一体どれほど恐ろしい思いがしたろうと思われる道である。


途中でひとつを渡る。流れてくる奥のほうをみると、かなりちゃんと水が流れてくる。
舗装されていなければ梅雨時はもちろんのこと、台風のあとなどどうなるか知れたものではない。



結局このときは下まで、
1台も対向車に合うことなく下りることができた。
きっと、安寺沢のほうで出会った車は、
野原林道から登ってきたのだろう。
あっちの方が断然きれいで安全な道だし。
生活道路としての利用がかなり多いように思われる
林道である。

今まで「林道」といえば、
山の中で、横切るものは動物ぐらいでしかない道
と思い込んでいたが、
実はそうでもないのだと認識があらたまった。

R413が見えるところまで下りてくると、
石垣に白い小さな花がたくさん咲いていた
見たことのない、かわった形の花だった。

お昼前の道志みち空いていた
東へ進むにつれ、
これから出かけるらしいよそのナンバーの車が
やってきては次々とうしろへ走り去って行った。

いつも気になってはいたけれど
どうも撮る機会に恵まれなかった看板を、
今日は狙ってみた。
あまりお世話にはなりたくない気がした。(笑)


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