魚肉が沈殿していることがあるので、よく振ってお飲みください。
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【2008年7月5日】
JR橋本駅前(車組集合)~肉の田口~東名厚木I.C~(足柄S.A)~東名富士I.C~R52~道の駅とみざわ~剣抜大洞林道~R52~県道37号・南アルプス公園線~西山温泉湯島の湯

【6日】
37号・南アルプス公園線~丸山林道~池の茶屋林道~丸山林道~櫛形山林道~長峰林道~小作・双葉バイパス店~R20~桔梗屋工場アウトレットショップ(車組)~白彩(2輪隊)・いちやまマート塩山店(車組)~R411~(柳沢峠・奥多摩湖)~東青梅駅前(解散)

※ 07.05.26、27 南アルプス湯島の湯 温泉宴会ツーリング
※ 06.12.10 冬季閉鎖前日、丸山林道 西山温泉 湯島の湯
※ 05.05.24 8000記念オフ「林道編」
※ 04.08.20 快晴の富士山、完全一周&剣抜大洞林道リベンジ成功!!
※ 04.07.04 「南アルプス公園線」リベンジ成功!!「丸山林道編」
※ 03.09.23 いわゆる「林道」初体験!丸山林道

 車組(FORESTER)…30・わたさん・いとみさん
 WG(ツバ爺&Hero“G”)…ツバキッキさん:シェルパ、HERO-HEROさん:GPZ / TRACさん:エブリィ号 / mauさん:ディグリー号





「マイカー規制実施中」。これが現実。
広河原へのマイカー乗り入れがいつ解除になるのかわからない現在、
そして広河原まで行けたとしても夜叉神峠の通行が許可されていない今、奈良田から甲府盆地へ戻るには、
37号・南アルプス公園線をひたすら南下するか、この全長約30kmの丸山林道を辿るしかないのである。
2003年9月23日、初めてこの地を訪れたときは、何も知らずにこの丸山林道へ舵を向けてしまったのだった。
ほんの数年前なのに今よりずっと長い未舗装ドロドロガレガレのダート区間があり、工事の様子も凄まじく、
初めて経験した山岳林道の険しさにカルチャーショックを受けてしまったのだった。
このときの経験から、翌2004年7月4日に再訪する頃には、すっかり“洗脳”されて
完全な“林病患者”になってしまっていた。
丸山線は30にとって林道走行の原点なのだ。
原点が山梨県でもトップクラスの長大暴れ林道だなんて、運命としか言いようがない。


 
(マウスオン!)
まずmau号が先行して林道看板脇で撮影体勢。
先頭車両FORESTER突入後、エブリィ号、GPZ、ツバキッキ号と続く。




このとき10:06。
9:45過ぎに湯島を出て奈良田湖の吊り橋で5分少々遊んで、まだ30分も経っていない。


 

10:19、白沢橋。丸山線に入って5.4kmほどの白沢に架かっている。
標高は1370m
(GPS写真は2007年度第1回湯島ツーのときの写真)
西山温泉から奈良田トンネルに向かって行くと、トンネルより少し手前のカーブのあたりに
「白沢」というバス停がある。ということは、そのあたりから見上げると、
この橋が見えたりするのだろうか?




沢に架かる橋から下を覗き込むと、いったいどこまで落ちていくのか…。(~_~;)
橋の上からは奈良田湖の向かいに聳え立っていた山梨・静岡県境の山々の向こうに、
3000m級の南アルプスが見渡せる。


 
(※2007年度第1回湯島ツーのときの写真)

(※2007年度第1回湯島ツーのときの写真)
そして振り返ると、今もパラパラと音を立てて小石が崩落し続けている沢が目の前に滝のように流れ落ちている。
涸れ沢で、大雨のときだけここを水が駆け下ると思われる。


 

名前の通り、白い沢。谷を吹き渡る風が遥かに轟々と音を立てる他に、この季節ならではの音がした。
春蝉だ。
一般の蝉が夏を盛りとするのに、この春蝉は4月~6月あたりに生を謳歌し、
晩春から初夏の季語にもなっているという。
以前、芦川村のスズランを見に行ったときと甘利山をツツジの時期に訪れたときに、
この美しい声に出会い、魅了された。
小さくてなかなか見つけにくいということだが、あとで写真をもらったらmauさんもツバキッキさんも見つけて撮っていた。




奈良田は甲府盆地よりさらに山並みひとつを隔てた標高の高いところにあるので、
きっとセミたちが目覚める時期も“下界”より遅いのだろう。
市街地では耳にすることのないこの優しく穏やかな声。
もう季節が終わってしまったかと街では気付くことさえない春蝉の声に、こんなところで出会えるなんて、
やっぱり林道には日常にない感動が転がっている。落石と一緒に。

奈良田からの急峻な樹林帯ダートを抜けた最初の展望箇所なので、ここでのんびり後続を待っていた。
あの登り口のダートは実は本物のダートではない。
古くなったコンクリートの簡易舗装が凸凹に剥げたり割れたり陥没したり、ついでに
そこに落石や崩落があって路面の状態がよくわからなかったりしているわけで、
そこに急なヘアピンがあったりと、道幅こそ狭くはないものの、結構凶悪な道なのである。




(※2007年度第1回湯島ツーのときの写真)
30は何度も通って知っていたし、何といっても最低地上高200mm、余裕のヨッチャンなFORESTERなので、
ライン取りもクソもへったくれもなくデベデベ突っ込んではヒャアヒャア言って、
本日の珍しい乗客に大サービスをしていた。
しかも走りながらミラーで後続の様子を盗み見て、ホップ・ステップ・ジャンプ!と
ピョンピョン飛び跳ねているエブリィの身軽さに驚いていたりもした。実に楽しい。



(マウスオンで女子の記念写真♪)
白沢橋で女子の記念写真を撮ってもらったり、春蝉の声を楽しんだり、見慣れない山々の景色に感動したりしていたが、
いっこうに後続が追い付いてこない。

30「おかしいななんでだろ?」
わた「写真でも撮ってるんじゃない?」

ということで、大して気にもせず先へ進むことにした。
南城山の南端に達し、北へ折り返して南東側へと回り込むとき、何とはなしに不安を感じたが
3人で乗り合わせている心強さがあったので、そのまま南東側へと歩みを進めてしまった。
しばらく走るがやっぱり後ろが来ない。あんまり遅いんじゃないか…?
でも丸山林道一帯はミノフスキー粒子が濃いので携帯が全く使えない。


  

10:32、ちょっと広くなっているところで重機の写真を撮ったりおやつを食べてみたりしたけれど、やっぱり来ない。
まあ、白沢橋で追い付いてこなかったのだから、あとであの橋を通りかかればまた撮影大会だろうから、
それで遅れているのかな…と、無理やりに納得してみる。
様子を見に戻るほどのことでもないだろうとも思った。転回が面倒だというのもあったが。
それに南城山の南東側を下って行って湯ノ川を渡る北湯川橋で折り返せば、今度は丸山の南西側を走るので、
谷をはさんで向かいの道が見渡せるのだ。追いつこうとせっせと走って来る姿も見られるだろうと思った。
しかし、追い付いてこない。やっぱり変だ。どうにも変だ。何か心配じゃない?ねぇ心配じゃない?
でも、「だいじょぶ!写真撮ってるだけだから」と言われてしまうとそれもそうかと思うし、
バイクならすぐ追い付いてくるはずだしと思うし…。
もう少し先に確か携帯の通じるところがあったんじゃなかったっけ?と記憶を掘り起こしつつ先へ進む。




10:40、新設された標識に出会う。増穂町平林の林道起点から池の茶屋分岐までが約10km。
丸山線は全長約30kmなので、ここで行程の1/3は来たことになる。
新しく舗装され尽くして白けた表情になってしまった丸山線いちばんの大荒れ地帯を通り過ぎると、
落ちていた。



(マウスオン!)



まだピカピカに新しいガードレールが千切れて土台ごと。どれほどの勢いで落ちてきたんだかあの木の幹。
木でこれなんだから、岩だったら。このとき10:50。




全く、人が何をしても自然というやつは、やってくれる。
こっちが自然に介入し過ぎているんだといつだってわからせてくれる。
あんまりコテコテの人工的に作り込み過ぎなくてもいいんじゃないだろうか…。


 
(マウスオン♪)
11:12、うしろを気にしつつトロトロ走って池の茶屋分岐に到着。
ここまで来たら、池の茶屋線をのんびり探索していればきっと追い付いてくるだろうと思い、
さらに速度を落としてノロノロと進む。
引き返せないぐらいなところまで来てしまうとあきらめがつくというかなんというか。




11:27、呆れるようなスローペースで池の茶屋線の終点に到着。
なんじゃこりゃ!えらい混んでる。\(^o^;)/
標高1850mのピストン林道の終点がなぜこんな人気スポットに!?(笑)


 


(クリックで拡大!)
ここは実は山梨百名山のひとつ「櫛形山(2051.7m)」への登山基地なのだ。
以前はなかった簡易トイレが増設されている。
案内図によると1時間ほどで頂上に立てるという。本当だろうか!?



(マウスオン♪)
こんな木立の中を歩いて行くのだという。熊が出るので熊鈴必須だという。でも眺望は素晴らしいという。
いつか天気のいい日に。


 

町でも見かける何でもない花も、ここまで来ると生気も色も違う。

しかし来ない。
なぜ来ない。
とりあえず池の茶屋分岐まで戻る。
やっぱり会わない。
迷子になんかならない。
ヘンだ。すごーくヘンだ。
行程としては、この先櫛形山線に入って盆地へ下り、
虫採りに来ているという元店長&たぬきさんと一緒にお昼を食べようということになっている。
はぐれたところで携帯もあるし困りはしないが、はて…

しばらく走ると、わたさんの携帯が鳴った!

…なんと、白沢橋どころかそのずっと手前で、エブリィ号が極悪路面の餌食になっていたらしい!!
あとで気付いたのだが、mauさんからも「アクシデント発生」メールが送信されてきていた。
どちらも圏外だったために送受信できず、事態を知らせることも気付くこともできずにいたのだった。


 

これもあとで聞いたことだが、ほぼ同時にGPZも…!!
何なんだ、魔の丸山林道。


 

30がなんで後ろ来ないんだ?と思ったときはもう身動きが取れなくなっていたらしい。
TRACさんとわたさんの電話がつながり、JAFや代車の手配も済んだしケガもしていないし大丈夫だとのこと。
連絡がついたことで待機していた2輪メンバーも出発ということで、
残念ながらTRACさんとはここでお別れになってしまった。
ひとりで林道に置いてきてしまうなんて、TRACさん、ゴメンナサイ!!(泣)
昨年は五開茂倉の大崩落と、翌日の30大宿酔い&片頭痛発作でFORESTER発進不能があったし、
今年もまさかのアクシデントが起きたし、何だろう、何かあるのか、このツアー。




さて、GPZが大変なことになっているとはつゆ知らず、こちらは予定のコースをそのまま走行。
12:00過ぎに櫛形山線の分岐に到着。山中の林道には珍しいタクシーが1台。
なんだろうと思いつつ櫛形山線に入ろうとすると、運転手のおじさんが降りて歩いてくる。
「奥さん!櫛形山の登山口知ってる?」
…なんでも、先ほど下ろした登山客が、このあと櫛形山林道途中の登山口のほうへ下山するから、
そちらで待っていてくれと言われたのだが道がわからないという。
わからないも何も、この林道は分岐のない1本道だから、この先へまっすぐ行って、
途中に東屋みたいなのがあるけれどそれは滝見のための展望台だからスルーして、
あとは左側を見ながら行けば階段なり道標なりがあるだろうから…と教えてあげると、
「奥さん、ありがとう!」
と、喜んで走って行った。
なんで山梨のタクシーなのに道知らないんだろうね?と話しながら、
こちらは儀丹の滝を眺めたりしながらタクシーのあとを追う。
しばらく行くと、道が左に膨らんで駐車スペースのようになったところのわきに登山口の道標があり、
数台の車とさっきのタクシーが停まっていた。徐行していくとまたしてもさっきのおじさんが寄ってきて、
「奥さん!よく見たら相模ナンバーじゃない。よく道知ってるね!?」
と話しかけてきた。(笑)
よく山梨に来るからとかなんとか説明したっけな。
「奥さん!ありがとうね。気を付けて!」
と笑顔で見送られてその場をあとにした。ものすご~く「奥さん!」を連発するおじさんだった。
最初っから「奥さん!」で、「おねえさん!」とは呼ばれなかったことは、この際気にしないでおこう。




こういうこと。(^_^;)




12:30、鐘の鳴る丘(見晴らし平)到着。



(マウスオンで鐘わた → 鐘いとみ&鐘30)
鐘で記念撮影。




今日の盆地はちょっと霞んでしまっている。
その頃2輪メンバーは…


 
(マウスオンでかわいそうなGPZ)
12:46、足馴峠線分岐。がんばれ~!


 
(クリックで現在位置!)
13:00過ぎ、丸山支線分岐。がんばれ~~!!


特設 «mauさんの写真館コーナー» (笑)

 

 

 

 

 

 

オンとオフの違いでしょうかネ。



(マウスオンで、なぜここまで来て地図を見る!?)
13:12、櫛形山分岐到着!!\(^o^)/




あっ!気になる看板!!
(どこだったっけ?R20双葉バイパス手前の双田道交差点だったか?)

車組は櫛形山林道を走り切り、長峰林道から曲輪田新田のループ橋を降り、
13:14、みなさんお馴染みらしいR20沿いにあるほうとう小作双葉バイパス店にて、
元店長&たぬきさんと合流。


  



 

優雅におざらなんかいただいちゃってすっかりくつろいでしまっていた。



(マウスオンで手動&自動)
15:05、ごちそうさまでした♪


 

 

2輪メンバーは13:30、鐘の鳴る丘にいた。(鐘より腹が鳴っていたらしい)


 
(マウスオンで水分補給GPZ)
14:22、ようやく盆地に降り、アイス食ったり仲良くマシン直したり…。
しかしツバキッキさんがいるだけで緊張感が全くなくなるのはなぜだろう?(^o^;)

結局、約1時間の差と距離は縮まらず、車組はお土産購入のために桔梗屋アウトレットへ、
2輪メンバーは帰路にあたる塩山へと向かうことになった。
途中のR20、ちょっと混んできた上阿原町交差点を過ぎた、たぶん向町2交差点の直前、
2車線左にチラリと見たようなバイクが。

「あーーーっ!!」

と、驚いたものの、とっさにクラクションに手が伸びなかったダメな30。
わたさんが窓を開けてデカイ声で呼んでくれた。
次の瞬間交差点を左折してしまう前の2台。でも、最後尾のツバキッキさんは気付いてくれた様子だった。




山梨が世界に誇る銘菓「信玄餅」を作っている会社、桔梗屋の本社。
観光バスも乗り付ける。


 

さぁ、お財布握りしめていざ!







遅かった

午前中に来なきゃな。(-_-;)
その頃、塩山に向かった2輪メンバーは、遅い昼食にありついていた。


 

塩山が世界に誇る名店、白彩。(*^_^*)



(マウスオンで…)
アナゴ天丼を前にして、この旅、最後までラブラブのふたり。
(笑)




みなさんお食事中、ヒマだったので、隣のスーパーいちやまマートへ行ってみたりした。



(マウスオンでさよなら富士山)
柳沢峠。甲府盆地とお別れである。
途中、雨が降り出した中、一気に大麦代まで駆け下る。




1時間で到着!


 

FORESTER:Been号、おつかれさま。




今回もいろいろあった2日間が終わる。







来年も、きっと。



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