魚肉が沈殿していることがあるので、よく振ってお飲みください。
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【10年6月17日】

平日ヒマ人シリーズ、横須賀ツー。
こないだ観音崎へ行く途中に寄った長浦あたりで見かけた廃線。
ツバキッキさんがこちらのHPで詳しく紹介されていると教えてくれた。
「DEPARTURE」
http://www.geocities.jp/takeshi_departure/taura-ko.html
線路のことなどよく知らず、ただ珍しいなと思って通り過ぎてきてしまったけれど、
「平面クロス」
とかそんなに貴重なものだったのか…と驚いて、見たいというツバキッキさんとあらためて行ってみた。

 

いい感じに古びた倉庫と、トンネルの向こうから走ってきた特殊車両。米国海軍の消防車。


 

ワイヤーで囲われ、造成工事中の看板が出ている山の裾には、
三浦半島ではわりとよく見られる防空壕と思われる洞穴が黒々と…。
しばらくのち、何もなかったように均された地面に田浦駅前にあったような壮麗なマンションが建つのだろうか。

海・倉庫・米軍・自衛隊・防空壕・廃墟・廃線・横文字…。
横須賀らしいもの。横浜とは全く違う町の空気。

海辺は鉄の部材が赤錆びていることが多い。それとよく晴れた真っ青な空の対比はたまらない。
「埠頭」らしい色彩。
しかも空気は地下室のような埃っぽいにおいを帯びている。
昔の記憶の中から真夏の猿島の濃い緑が思い出される。
普通の雑木が妙に熱帯性の植物のような厚みや色の濃さを持って、土のにおいはベトナム戦争系映画を連想させる。




マイナーな本町山中道路。逗葉新道とどっちが地味かな。三浦縦貫道というのもあるけれど目立たない。




塚山公園、港の見える丘からの眺め。横須賀本港。
左は米軍施設、右は米軍横須賀基地、手前には海上自衛隊地方総監部、防備隊・警備隊、
近くには自衛隊病院に補給所等もあって、通行人は一般人より自衛隊員のほうが多かったりする地域。



(マウスオンで写真がチェンジ)
よこすか海岸通りと走水の高台からの馬堀海岸の眺め。
走り過ぎようとして、あまりの青空に思わず停まってしまった。



(マウスオンで写真がチェンジ)
普段、灯台を撮ろうなどとは全く思わないのだけれど、
今日は陽の具合か、純白の灯台がいつもよりよく見えて撮る気になった。
もしかしたら、空や海がきれいだったからそう見えたのかもしれない。
昼過ぎの引き潮が大層なもので、通い始めて1年、観音崎がいちばん美しいのは6月だと確信した。
海慣れしている横浜人でも、やっぱりこの海の良さには参る。
こんな海を眺めながら一日を過ごして、恋に落ちるなというのが無理だろう。
間違って落ちたあとの頬の冷たさも覚えている。
さっきまで…肩先に漂う体温はあんなに温かかったのに…
ひんやりと、触れたらば驚くほどに冷たい、頬に、自分の思い違いを気付かされた…。
そこから先へ踏み込めない。ゲートの先は凍結も崩落もしていない。ただ、それ以上入れない。
ツバキッキさんには好きな写真撮影をしていてもらって、あの観光客の弁当を狙うトンビのように音もなく、
海の上を、砂の上を、潮のように満ちていた気持ちのひとかけらでも落ちていないかと探して彷徨う。
落ちているのは貝ばかり。眩しく。
…私も、無理を言っているのか…と思ってみたりする。

京急ホテル方面。あの沖の海の彼方にランドマークが見えている。
波の音が聞こえるので、音量は大きめにしてください。風の音はガマンで。これがいちばんうるさいかも。
すぐ足もとにたくさん生えてゆらゆらしている赤い海藻が目に鮮やかだった。
緑や青色ばかりの多い場所だからか。



(マウスオンで写真がチェンジ)
フナムシに注意!…と思ったけれど、いなかった。
磯といっても岩場はここだけ、ほんの少しなので長者ヶ崎のように貝が採れたりはしない。
…待てよ、私が長者ヶ崎で貝を採ったのは小学校5年生ぐらいだった。今でも貝はいるのだろうか。
少しだけ見える白い砂地。
ふと、岩の陰にたくさんの小魚が群れているのに気付いた。
そっと近づいたけれど、影が映るとさっと逃げ散ってしまう。
南のほうから白い高速のボートがやってきた。メンソール煙草か何かのCMみたい。(笑)
風の音控えめで、打ち寄せる穏やかな波と潮騒はこちらをどうぞ。
今からでもこの海辺へ行って、何時間でもぼーっと眺めていたい気がします…。




日が長い。午後4時になろうというのに大楠山に上れる。
砂利ダートというよりぬかるみダート。半分以上舗装だし、3kmしかないし。
人によっては、バイクを置いた大楠平から展望台のある頂上への徒歩150mのほうがキツイらしい。(笑)
今日の天気はやっぱり素晴らしい。
この時間になっても空の青みが消えず、対岸の房総半島もいつもよりはっきり見える。



(マウスオンで写真がチェンジ)
山から下りてきて立石。
三浦半島西海岸といえば夕景。でもちょっとまだ早い。日が長いのが災いしたかと思った。
ところが、おかげで絶景を発見!!



(マウスオンで写真がチェンジ)
…そういえば、山と海とどっちが好き?という愚問があったっけ…。

ところで。ツバキッキさんが怖くてR16保土ヶ谷BPに乗れないと言うので、相模原まで送って来た。
大台目前にして初めての保土ヶ谷BP走行だったそうだ。
ツバキッキさんにはなんとうちの近所にご親戚のお宅があるそうで、
でもそこへ来るときにも毎度旧16号線で来て、帰っていたのだそうだ…。
帰り、時々90km/hぐらいで走りながら、
「アタシって、男前だよなぁ…!?」
と思ったり。
こちらから出かけるときは、毎回この道を往復しているというのに…。
横浜市民の宿命、保土ヶ谷BP。走ってみたいけど怖くて…という人がいるなら一緒に走ってあげますぜ。


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