魚肉が沈殿していることがあるので、よく振ってお飲みください。
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M号、初ロングドライブ

~山梨~
【11.2.6】



5:44。遠出をするには特に早いとも言えない時間に出発。
車で遠出なんてしばらくぶりだったので何もかも要領を得ない。トリップメーターを0にし忘れている。
さすがにオーバードライブがオフになっていることには気付いて、取扱説明書をひもとく。…なるほど…と確認して再出発。
M号のメーター類は写真よりも、実際はオレンジ色ばかりが濃い。たまに緑か青が見たくなる。オートバックスで何か探そうかな。



(マウスオンで写真がチェンジ)
保土ヶ谷BP狩場I.Cから相模原方面を目指す。
「相模原」という土地が、未知の、遠い世界だったのはいつのことだろうか。
29歳の時だったか、ドライブに連れて行ってもらったときにこのR16の横浜町田I.Cより先を初めて体験した。
「車」という大きな機械がどうにもならない脅威であった頃、
それによってしか訪れることのできない広大な世界の入口のように感じたものだった。
その時に見た夜の甲府盆地の広大な煌めきは、今もって忘れることのない、内陸部への憧れの象徴でもある。


 

7:15、相模湖駅前左折でR20に入る。
やっぱり久しぶりのドライブのせいか、写真を撮るタイミングをすっかり忘れている。
大月BP入口には7:54、到達。




ここへきてまた重大なミスに気付いた。
…おむすびのおおみやに寄るのだった!なら、なぜR20を走ってきた???
おおみや経由なら、当然「リニアルート」だったろうが…。
ここからおおみやまでは片道ジャスト5km。
当然往復する。断固往復する。おおみやのおむすびにはそれだけの価値がある。



(マウスオンで写真がチェンジ)
もう早朝とは言えない、8時を回った山梨県都留市、禾生(かせい)駅のほど近く。
日曜の朝でもお店のおじさんもおばさんたちも忙しく立ち働いていて、それでいて優しい笑顔を絶やさず応対してくれる。
ここのおむすびがおいしいのはおじさんやおばさんの心映えが素晴らしいからなのだと思う。
ミシュランもB級グルメもなんのその、おおみやのおむすびは間違いなく、
「山梨の名店」
だと、思う。

写真を撮ったりしていてあれっ!?と思った。…通りかかる車がみんな「凍っている」のだ…。
最近見たネットのアンケートで、「霜対策」は湯水をかける派?それともスクレーパー等で削る派?というのがあって、
何の話かピンとこなかったのだけれど…
こういうことかッ!?
と肝の冷える思いで認識した。
…やっぱり、山梨は寒い。




さて、R20に戻るとようやく暖かい日が射してきた。
天気は期待していなかったけれど、それでも日差しと青空は嬉しい。
というか、日が照れば気温が上がるという、それが何よりの希望だったりして。




笹子トンネル入口。こんな写真が撮れるのも「車」ならでは。バイクでは、とにかく停まらないと何もできない。
ところでいつも思うけれど、このトンネルは人や自転車が通るのか?というか、通っていいのか???




道の駅甲斐大和。バイクになってから休憩ポイントが多く必要になったので、ここは外せない場所になった。
そのクセでか、つい寄ってしまう。
この道の駅の特徴は「暗さ」だと思う。盆地の明るく開けた雰囲気とは一線を画す。
盆地と、その外界との境の山を貫通する笹子トンネルの入口にあって、
北側の山襞の最奥部に位置するこの駅は、いつもとても寒い。
笹子を抜けて、
「あゝ、山梨へ来た」
と思うところが、ここ。
盆地や山を走ってきて最後にひと息入れて、
「さあ、帰るぞ」
と思うのがここ。
願わくば…お湯出して!!…(道の駅にらさきはお湯出るんだ~~~!)




誘惑に勝てず、ついおむすびをいただいてしまう。
だって、「すじこ」は断然温かいうちが美味しいのだもの…。
最近のオーダーは毎回ほぼ確定してしまっている。

※ すじこ
※ なすみそ
※ たこから(マヨネーズ味)
※ 焼きおむすび(ねぎみそ)

「焼きおむすび」はごはんに香ばしい「ごま」が入っていて絶品
大事に家まで持って帰って、オーブントースターで焼いて食べる。
「たこから」は大きなブツ切りタコのから揚げがゴロゴロ入った天むすの一種。
味付けがマヨネーズ・しょうゆ・ソースの3種類から選べる。いつもおばさんがやさしく聞いてくれる。
「なすみそ」は定番。
「すじこ」は好みのわかれるところだとは思う。次点の「明太子」と悩むところだ。
さすがに4つも買ってしまうと、これ以上は…と思うけれど、許されるなら「肉そぼろ」を。
あと、カウンターに並べられていた「かんぴょう巻き」が異常に美味しそうだった。今度買おう


 

うほほ~~~い!!M号初高速。しかもETCで。いー・てぃー・しー!ですよ。
いやぁ~、自分の車にETCが付いていて、あの紫色のゲートの下を潜れるなんて、夢のよう。
緊張してしまってここでも写真を撮り忘れてしまった…。
あまりの嬉しさにしさのあまりすぐの釈迦堂P.Aに入ってCOOさんにメールを打つ。
30「初ETC 勝沼からin!ゲートオープン!ヤター\(^o^)/
COO「行き?帰り?」
…そりゃー正しい疑問だ。時刻は9:30AM。横浜ナンバーがなぜこの時間に勝沼から乗る?(笑)



(マウスオンで写真がチェンジ)
双葉S.A。以前に何度も訪れている大好きなS.Aのひとつ。ここからの富士の眺めはそれは素晴らしいもの。
日当たりのいいのどかな眺望広場ではお弁当を食べたりした。
勝沼から韮崎にかけての中央道の楽しさはこちらのレポを参照!
※ 2006年4月22日「山の国・山梨 春の里山編」
天気の良さと時刻の早さはウキウキドライブの必須条件だとつくづく思う。




あはは、タイミングが合わなかった…。
盆地渋滞をワープして降り立ったのは韮崎。




見えてきたのはあの建物…。











































このニコヤカなおじさんって…(笑)
社長さんの小野曜(おのよう)さんかな?(ホームページ内ブログの写真から推測)





(マウスオンで写真がチェンジ)
韮崎といえば当然ここ、山梨の美味しい手作りパン屋さん「コーナーポケット」


 
(クリックすると大きな写真に)
外から見るとこんな感じだけれど、お店の中はもう、別世界のようにワンダフル!!
焼き立てパン屋さんだから早く行かないと無くなってしまうパンもあるし、早過ぎてまだ焼き上がっていないパンもある。
見た目も美しく、名前も面白く、具材も妥協無しの美味しさで迎えてくれる。
気ままなドライブの途中で立ち寄って、今日はどんなパンたちに出会えるかと、毎回楽しみでならない。




そして、こちらも毎度おなじみ、道の駅にらさき。
R140を北上してきて、道の左右に展開するこの駅独特の建物が見えてくると、
どうもバブルだった頃を思い出してしまうのはなぜだろう…。




Pの向こうに広がる河原。上流にみずがき湖と清里湖を持つ塩川。晴れていればあの虚空に八ヶ岳が見えるのに。




でもって、その看板は何?

















…「つれない会」とは。
謎かけか?
つれない貝、つれない甲斐、つれないかい?、つれない怪、つれない歌意、つれない解!
それにしても作りが頑丈で立派だ。


 

さて、時間を気にしてR52をひたすら南下することに。




沿道で見かけた気になるお店。馬が3つ。もつの種類が3つ。左から3つ目が解読不能。何だろう…。
戸沢精肉店とか馬さしをキーワードに検索していたら、「山梨食肉流通センター」のホームページで、
スバラシイ動画を見つけてしまった!!
うーん、山梨ってスバラシイ…。6分13秒、最後まで見切って下さい!(笑)

途中から、中部横断自動車道高架下の甲西BPに出てもいいのではないかと思ったけれど、
R52・富士川街道ののどかな雰囲気が気持ち良くて、そのまま走り続けてしまった。

…朝からずっと感じていたことがあった。
山梨って、「パジェロミニ王国」なんじゃないだろうか?
んもう、これでもかというくらい、至るところパジェロミニだらけ
南アルプス市のどこかだったと思う、対向車線を走ってきてすれ違った車が3台連続パジェロミニで、
そのすぐ先で3台くらい前の車が左のスーパーに入ったと思ったらパジェロミニで、
スーパーのP入口を通り過ぎるときにもパジェロミニが1台停まっていて、
この時は1分少々の間に5台もパジェロミニを見てしまった。
民家の庭先に停まっているのは圧倒的にパジェロミニが多かった。
そして同じくらいか、それよりもっと多かったかもしれないのがジムニー。
この2大軽4駆に比べれば少なくはあったものの、
横浜などではネイキッドより全然見かけないテリオスキッドが、これまた多い。
あと、よそではほとんど見かけないのに山梨へ行くとなぜかやたらよく会うのがウィザード。
そして田舎に多い「軽」だけれど、タントやラパン、ワゴンRスティングレーのようなオシャレ系は少なく、
ちょっと前のムーブとかKei、堅実っぽいダイハツ車が多いようだった。
サンバー・エブリィ・バモス等のファミリー向けワンボックスは極少。


 

そんなことを思いつつ、いつもの「青柳2」交差点まで来て左折、大好きな富士川大橋を渡る。


 

ここも八ヶ岳展望ポイントのひとつ。
この橋を何度も渡っているけれど、いちども歩いて渡ったことの無いこの歩道を、いつかゆっくり歩いてみたい。




この人に会いたい!!(笑)
道路工事中なのは「一般農道整備事業」。そういえばみたまの湯にもしばらく入っていない。
バイクだと温泉に入ってもあとが大変というか意味がないというか…。
やっぱり車に温泉BAG搭載がいいな。

さて、このままりんさんもお勧めの金川曽根広域農道を走りたかったけれど、
曇天で展望が望めないことから川浦交差点を鋭角に右折、36号・八代芦川三珠線で旧上九一色村へ出ることにした。
広域農道なら、右左口交差点からR358・精進ブルーラインか、
高家南交差点から36号・八代芦川三珠線(反対側の入口あたり)で鳥坂峠越えでもよかったのだけれど…。




36号線はGoogleマップの写真モードで見てもらえばわかるように、山間(やまあい)の芦川沿いに細々と伸びている。
県別マップルでこの道のあたりを開くとページがとてもすっきりしている。
道が1本、あとは等高線だけ。ところどころに神社と発電所。
山々から芦川へ滲み出してくる水があちこちで凍っていた。都会モンには、こんなものが珍しい。(笑)

ところで、この道にペグマンをドラッグしようとしたらできなかった。
それは予想していたけれど、もっと広範囲に広げてもなかなかペグマンが立たない。
山梨って、そんなに田舎か!?
あらためて見てみたら、東京から山梨を目指した場合、
奥多摩湖畔から先はペグマンの出番が無い…。
そりゃ失礼過ぎないか!?と思ったら、
山梨県全域がほぼスッポリと穴が開いたようにペグマン不出没地域になっている…。
今まで、出かける前に「あの交差点、右折レーンあったっけ?」などとストリートビューで見て
道路のペイントや標識を確認したりしていたので、どこでもそうやって見られるものだと思っていた。
実はそうじゃなかったのね…。

さて、殆ど何も無い舗装道路の36号もそろそろR358との合流地点に近付いてきた。
旧上九一色村の中心部、村役場や小学校があるところには新しい温泉施設や
地場産物販売センターのようなものもできて、なんだか昔とイメージが違ってしまった。
この先どうしようかと考えながら走っていたけれど、
芦川村のすずらんモチーフの案内板を見た瞬間、そちらにハンドルを切っていた。

芦川村。
甲府盆地と富士五湖地域を隔てる1500m級の山々。その峰の連なりの間を西に向かって流れ下る清流「芦川」。
その芦川渓谷沿いに、取り残された秘境のように静まり返っている村があった。それが芦川村。
ほんの数年前まで、本当に静かだった。
私の持っている2004年10月版の山梨県別マップルはまだ市町村合併前の編集だし、
当時マンホール写真の撮影に凝っていて住所などをよく調べていたので、
どうも昔の地名でないと地理が把握できない。
この芦川村も今は「甲府市」だけれど、
昇仙峡から降りてきたところの甲府市街地とここが一緒だなんて、どうもピンとこない気がする。
空気も雰囲気も全然違う。
芦川村に関しては、「芦川村」というただ一つの地域のような感じが、私にはしている。


 
(マウスオンで右写真がチェンジ)
芦川村の道の駅風農産物直売所、「おごっそう家」。
あの「天ぷらうどん」がたまらなく気になるけれど、今日はコーナーポケットで買ってきたパンたちが後部座席で唸っている…。




これ、何ていうやつだっけ?…(でも、激ウマ!!)
昼前に行くと、お総菜パンではなく、サンドイッチ系の品揃えが充実しているみたいだ。


 

このまま蕪入沢上芦川林道へ分け入りたい気持ちではあったけれど、今は山梨の林道たちは静かな冬眠の季節。


 

若彦TNを抜けたら河口湖は北岸を西へまわる。湖面が凍結していてビックリ!
横浜じゃ、庭のバケツの水が凍ったって大騒ぎだ。
大和田交差点からR139で山中湖を目指す。
渋滞を心配したけれど、どこもかしこも全く混んでいなかった。



(マウスオンで写真がチェンジ)
陽射したっぷりの山中湖北岸を走る。
白鳥にエサをやっている人たちがいて激しく仲間に入りたく思う。
白鳥って、そばに寄ってみると驚くほど大きい。鳥ではなくヤギとか牛の仲間なんじゃないかと感じるくらいに。
そういえばダチョウは完全に家畜な感覚だった。


 

山中湖も北西側は凍っていた。


 
(マウスオンで左写真がチェンジ)
「下り」より「上り」のほうが断然面白い道志みち。追われるより追うほうがいい。
後ろに付かれたらすぐに抜いてもらって、追撃する。青野原まで、諦めない。
いつも通り、梶野交差点から宮ヶ瀬へ抜ける。
…冬場の宮ヶ瀬でもやっぱりバイクはいるけれど、それよりマンガに出てきそうなすごい音の4輪が多い。2週間前もそうだった。
北岸やこの周辺の道路が人気のようだけれど、実は山梨の舗装林道はもっとすごい。



(マウスオンで写真がチェンジ)
寒々しいダム湖の景色。


 

半原~田代~箕輪交差点~桜台~R129から座架江橋方面へ左折、橋は渡らずに相模川西岸の土手道路を走る。
R246に乗って目黒交差点からR16保土ヶ谷BP上川井I.Cを目指す。
このルートは、最後に深見トンネルでどうしても混んでしまうけれど、R16の横浜町田渋滞に飽きているのでまだ耐えられる。
バイクのすり抜けなら、こちらのほうが道幅があるので断然ラク。




あ、日産KIX。
パジェロミニにするならあれでもよかったかな…でも、まだ1台しか走っているところを見かけていない…。




そしてCOOさんちにおみやげを投下。山梨らしく「ほうとう」…でも「ドロップ」。
甘くて、ゴボウやネギやうどん粉の複雑な香りのはじける逸品。(笑)



(マウスオンで写真がチェンジ)
ドクターペッパーで逆襲されてしまった…(^o^;)




ベルちゃんに歓迎されて嬉しい30。
夕方に突然おじゃましてしまってスミマセンでした…。




本日の支出。ドライブのお買い物って、楽しい



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  まだ他にも…。


< 総走行距離 352km >

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