魚肉が沈殿していることがあるので、よく振ってお飲みください。
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【2012年10月21日】

珍しく日曜日のドライブ。予報が快晴だったので。がんばって朝4時半に出た。
田口峠に行きたい。峠直下のものすごいらしいカーブを走りたい。
松原湖よりももっと先なので、秩父からのアプローチにした。そのほうが距離が短い。


 

R16が意外に混んでいるような気がしたので、横田あたりにあるだろうと思って中和田手前のローソンには寄らなかった。
何となく車が多い感じがしたのは左入橋までで、拝島橋~堂方上~小荷田の右折も超ガラガラ。
小荷田から武蔵野橋までの道路拡張工事が終わっていて広くてビックリ。無駄に思えるくらいに広い。
ラッシュ時間帯はどんなだろう?


 

…横田基地から富士原とか富士山交差点の先にあったのは…ファミリーマートか。
何でローソンないんだろ。入間を過ぎて小谷田左折でR299へ。あゝ久しぶりだ。笹井のへんになかったっけ?


 

ないな。飯能狭山BP最初のサンクスの次はセブンイレブンだったと思ったのに同じサンクスだ。そうだっけ?
高麗駅前のコンビニは…セーブオンだっ!まずい、ここの次はもう吾野のバイゴーのところしか…
ああっ、ここもサンクスだー!!(埼玉ってサンクス多いの?)
何で無いの?ローソン。左にも右にもない。
町中にあれだけあるのにR16の中和田交差点~小谷田交差点までは沿道に1軒もない。新発見かもしれない…。
朝ゴハン抜きで出てきたのに。


 

 
(マウスオンで、どっちが本名?)
道の駅あしがくぼで休憩後、R140へは行かずに上野町交差点直進でミューズパークを越える。



(上の写真クリックで、橋を渡る動画)
陽が落ちて武甲山が見えなくなってから道に迷った時、この橋がどこに見えるかで大体の場所がわかる。




ミューズパークの外周を走って行く。正面T字路で右折、県道209号に出た。
坂を下っていくと県道43号に接続。交差点名は蕨平。小ぎれいな般若の丘とかって立体の道をくぐる。
公園向こう側のヘアピンで失速して停まっちゃったことあったっけ…と思い出してみるけれどこの道でいいんだっけ???
もしかしてひつじ山公園に上る坂と混同しているか???
左側に見覚えのある元コンビニ風店舗の酒屋さん…合っている気がする。
正面T字路は三島交差点。ここは憶えがある。右にも左にも曲がったことがある。何度も通っている。でもどっちだ?
今日は志賀坂峠のほうへ行くのだから左かなと思った。左折すると小鹿野の町に入った。
思っていた広い直線道路ではなく、両側に商店が立ち並ぶ道だった。小鹿野のメインストリートらしい。
左側にチョウザメ料理の店、右側に小鹿野警察…えっ、今日はロードレース開催なの?何か準備をしているらしい人たちがいる。
左にわらじカツを食べた東大門と、しばらく行くと羊羹を買った太田甘池堂が。
町を通過すると広い通りに出た。R299だ。そうそう、いつも帰ってくるときGSに寄ったりしたバイパス通り。
はじめからこの道に出るつもりだったのに。でも確か変形の三叉路のようなところから出るはずだったのにな???
秩父や小鹿野はマスツーで来てばかりだったから、漫然と前の人についていくだけでちゃんと道を覚えていなかった。
すぐの大きな交差点の右角にセーブオン発見。でも、この通りには他にもコンビニがあったはず…と思って通り過ぎる。
右に「みどりの村」の看板が出ている。合角ダムへはここから行ったのか。頭の中の地図がだんだんできてくる。

※ 2009年8月9日「KSR埼北組8月定例会 秩父ツー」(東大門・太田甘池堂・合角ダム)

ところが進むにつれあたりの様子がどんどん寂しくなってくる。地図にはGSも出ていたはずだけれど?
でもこの様子は、もう無いかも!それじゃ山を越えて長野へ下りるまで食料なし…慌ててさっきのセーブオンまで戻る。
時刻は朝8時を過ぎたところ。エビマヨが予想外に美味かった。
朝食抜きの出発は現地に早く着けるからいいのだけれど、食料や給油のタイミング等、
もっと考えておかないといけないらしい…と、このあと思い知ることになる。
さて、R299を走り出す。吾野あたりとあまり変わらないかなと思っていたら突然、道が細くなった。
本当に突然、急激に。道幅半分というか無くなってしまったかのように。まるで林道!?
しばらくするとまあ普通の田舎道に戻ったけれど最初は驚いた。




あ、この場所は憶えがある!小さな橋を渡ってすぐ2車線になる左スペースみたいなところ。絵のように印象的な場所。
前に通った時もここで停まって休んだ。それっていつだっけ?帰って写真をほじればわかるかなと思いつつ先へ。




しばらく走ると上りになって峠道…ここを、十石峠の帰りにDJEBEL:YOKO号で爆走したんだっけ。
後ろから来た速いバイクに道を譲った時のことを妙に憶えている。あっという間に志賀坂峠に着いてしまった。



(マウスオンで写真がチェンジ)
志賀坂トンネル。左が八丁峠~中津峡へ下りる金山志賀坂林道。2004年の夏に通った。
道の両側の夏草が繁りまくりで、行けども行けどもブラインドコーナーという感じだった。帰りに通るかな…と思いつつ先へ。





トンネルを出るとずっといい感じの下り。恐竜の足跡のあたりは憶えているけれど、その他の道の様子はほとんど記憶がない。




R462と合流するT字交差点だけわかった。もしかしたらこの形が好きなのかもしれない。



(マウスオンで「ようこそ、上野村へ」)

 

道の駅上野は本当に今日、日曜か?と思うくらいの無人っぷり。好天の紅葉シーズン真っただ中の日曜なのに、9:17は早過ぎるの?



道の駅を出てちょっとの右手にまた道の駅っぽい施設を発見。
上野村ふれあい館とか郷土玩具館とか神流川発電所見学ステーションとか、いくつもの施設が同居しているらしい。
道の駅よりもPが広いので混んでいたらこちらに寄るのもいいかもしれない。




ここを出るとすぐ左へぶどう峠方面の分岐がある。



(マウスオンで、落石現場写真付きかよ!)
この先R299は工事通行止めなので矢弓沢林道へ迂回するようにという看板が出ている。
もとより矢弓沢線で十石峠を越えるつもりだった。ところがオンロードの大型バイクがばんばん直進していく。
はて、みんなどこへ行くのだろう???あらためて地図を見直してみた。
ピンと来ないのでこのところ全く使っていなかったゼンリンの地図を開いてみると…なんと、塩之沢峠越えで下仁田へ出る道が!
他にも近くにある林道がいくつも出ている。うひゃー、やっぱりこの地図はすごい。
矢弓沢線の単調で短かったことにはがっかりしていたので、そっちからのアプローチでもいいなぁ♪と思ってしまった。
(笑・こうして“寄り道”が増えていく)



(マウスオンで写真がチェンジ)
案内板がたくさんあったので停まってよく見てみると、下仁田I.Cまで24kmだと。結構ある。
国民宿舎やまびこ荘が地名と並んでいるけれど、実に、主な建物はそれしかない。






塩之沢峠への一本道のはずが分岐の案内が出て立派なトンネルが現れた。なんじゃこりゃあ?湯の沢トンネル?


 

こんなの地図に載って…予定線か?点線で書いてある。ゼンリン地図には無い。




新しくできたのか。24kmのはずが30kmに伸びてるし、帰ってから調べよう。
とりあえず塩之沢峠を目指してみる。




右に大きな建物、左に赤い橋が見えたので何だろうと思って停まってみる。
車を降りて振り向くと、なんとそこにまた見覚えのあるものが…。




「峠のうどん屋 藤屋」さんだ…。
ということは、道の駅しもにたからここまでと、ここから道の駅上野までは、あの大雨の中を走ったんだ…。
さっきの看板に、「やまびこ荘」でなく「藤屋」と書いてくれたほうがわかりやすい人種もいると思う。


 

さらに上っていくと左にすごい名前の林道があった。
「カマカケ線」。ゲートは無いけれど調べてから来よう。こういうのはきっとナノレカワさんのところに出ている。


 

上るにつれ、山の上のほうの紅葉がちらちらと見えてきた。
左に登山道のようなものがある。「天狗岩」。もしかしてさっき見えたあの岩山のことか?だとしたら結構な眺めだろう。




案内図では1時間もあれば行けるらしい。
ひとりでなく、クマ鈴装備なら行ってみたいのに…ということは永遠に行けないじゃん。



(マウスオンで、御荷鉾林道)
次に現れたのは大きな三叉路。左へ行く道は何だ?ちょっと先に案内看板があったので見に行ってみると…
御荷鉾林道!?
「みかぼ」と読む。関東の超有名林道。そういえば、ここだったっけ…。
山梨の林道に夢中になり過ぎて、近県の魅力的な林道のことを忘れていた…。




観光案内図によるとここが塩之沢峠らしい。
そして左はなんと「御荷鉾(みかぼ)スーパー林道」だって!?…そう言われればそうかもしれない。
2004年7月11~12日の人生初軽井沢旅行の行き帰り、この辺りをうろついてその一部分を走ったはず。
全線舗装の広々とした尾根道で拍子抜けした記憶がある。でもそれはほんの一部だったらしいし…。
じゃあ、せっかくだから走ってみようか。案内図では田口峠方面へ出ているし。
「蝉の渓谷」というのも気になるけれど、とりあえずスーパー林道に突入だ!




すごい紅葉に思わず窓から首を出して見上げた。



(マウスオンで写真がチェンジ)
来てよかった、この紅葉!山梨よりも少し季節が早いし、横浜ではこんなのあり得ない!!



(マウスオンで写真がチェンジ)
尾根に近いところを伝っているらしく左側が谷になっている。この時間に来たから見られた紅葉だろう。うれしい。



(マウスオンで写真がチェンジ)
何度も見上げながら、山梨の荒川線にもこんなところがあったなと思い出す。
クリスタルラインは11月に入ってからがきれいだっけな。




岩場から噴き出すような荒々しい紅葉ばかり見ている。
古都やお寺などのしっとりとした紅葉は、あまり見たことがない。河口湖がそれに近いか。
ところで足元の眺めはというと、落下物はいろいろあるけれど、まあ普通の舗装林道。道幅は余裕の広さ。




上野村と南牧村の境までやってきた。


 

南牧村側は未舗装。左にはチェーンゲート閉鎖未舗装のタルノ沢線。





写真を撮っていると野田ナンバーだったか、軽が1台後ろから走ってきて躊躇なく南牧村へ突入していった…
と思ったらすぐ停まってUターン、さっさと来た道を戻って行ってしまった。
写真の奥に、去って行く白いボディが小さく写っている。
何だろう、ダートになったから戻って行ったのか、それとも何か他に理由があるのか…。
そういえば、さっきの湯の沢トンネル分岐から誰にも出会わない。紅葉シーズンの好天の日曜なのに、なぜこんなに車が少ない?
R299で見送ったバイクが峠道より直線トンネルを選ぶのは?…まあ、でも、ダメなら戻ってくればいいし。
とりあえず南牧村方面へ進んでみよう。
「観光案内図」に「スーパー林道」と書き込んであるのだから、変な道ではないだろう?(←変な道だったらどうする!)

広い。ダートだけれど道幅は広め。
スーパー林道は2車線幅の高規格林道と帰宅後調べて知ったので、この時は広過ぎて不思議だった。
なら伊豆の達磨山林道もこの類だろうか。
でも、ここの路面は未舗装。落石バリバリ。それが見事に“整備されている”ところが面白いというか。

 

あ、トンネル。しかも頑丈そうな立派なコンクリート造り。短いらしく、すぐ向こうが見える。
それにしてもこの辺りの広々とした様子はどうだ。野営でもできそうだ。




特に大きな石コロや岩もないしクレバスも段差もなく、ダートとしてそれほど荒れているふうには感じない。
先日の白石林道に比べれば屁のような。(笑)


 

 



落石があっても木の破片が落ちていても道幅が広いから困らない。その広い道の路肩に、落ちてきたものが寄せてある。
こんなに誰にも出会わないのにどれだけ熱心に整備されているのだろう?


 

とにかく対向車も来ないからマイペースで走っていても何も困らない。




右手に群馬県らしい岩山の景色を眺めたりしながら楽しく走る。





(マウスオンで、前から)
水たまりやぬかるみが多くなってきたなと思っていると舗装に戻った。ほどなく二又に出た。



(マウスオンで、ダム案内図)
左へ上っていくと地図には無いけれど大仁田ダムがあった。


 



 
(右写真、マウスオンで、宇宙クロマツ)
天端を渡ると管理事務所・東屋・向井千秋さんとディスカバリーに乗った宇宙クロマツがある。




 



さらにダム湖沿いに奥まで進むとまたダム湖を横切るえびす橋があって、その先にはダートの道があるけれどパイプゲート封鎖。
橋を渡らずに上流方面を見ると簡易コンクリ舗装の大津線というのが伸びていたけれど、人が登るのもどうかと思うほどの急傾斜。
あれ、絶対45度以上ある!(パジェロはバックでも登れるらしい)…ということで元の道に戻る。



(マウスオンで写真がチェンジ)



すぐにダムの下に出た。大きめの砂防ダムかなというぐらいに小さなダム。
さっきの案内図にあった里宮橋を渡ると左側にトイレ・P(右側にもある)があり、「竜王の里宮」という小さな祠がある。
そこから三ツ岩岳登山道が伸びている。




設置されているフルカラーの「なんもく村案内図」を見ながら行き先に悩む。
「蝉の渓谷」が気になる。よくよく地図を見ても大して距離はなさそうだ。
じゃあまずは蝉の渓谷を見に行って、また戻ってくればいいじゃないか。
もし途中にスタンドがあれば燃料も入れたいし、食料も仕入れないとそろそろ人間もガス欠だし。






林道でよく見かけるこの保安林看板も結構参考になる。
少し走ると右へグイッと大きく曲がって下りていく道があった。保安林地図の通りの二又だ。
右へ、南牧村の中心部へ下りていく。並行している大仁田川はものすごくきれいで流れの底が見える。
流れに沿った集落というなら山梨でもよく見るし、横浜市の水源・道志村や秋山村界隈もそう。
でもこの川沿いに建つ民家の様子は、今までに見たことのあるどの地域とも違う。
縦の柱(?)の目立つ、大きな見慣れない構造をしている。
この地域独特のものかと思いつつ、流れ落ちるように大通りまで下ってしまった。
左角に簡易郵便局のあるT字路で県道93号線に出た。雨沢という地区らしい。
左折すると「村」という感じだった。道の両側や川の向こうに家屋がたくさん並んでいる。
村役場や学校がある。他には何もない。地図に載っているGSは雑草とがらくたに埋もれていた。
「六車」と書いて「むくるま」と読む地区を通過。家並みは途切れずにあるけれど「商店」らしきものは見られない。
ちょっと緑が翳ったかと思うと、右側に「蝉の渓谷」と大きく書かれた看板があった。
看板はあるけれど周囲の様子が渓谷っぽくないので降りてみると、狭い谷に小さな吊り橋がかかっている。
対岸が近いので驚くほど短い。いや驚くのは足元に見える谷の様子。




細く深く、どうしてここだけこんな裂け方を…と思うような亀裂の底を、清冽な流れが奔っている。




さっきまで村の中を流れている「川」だったのに、ここへきて突如谷が狭まって奇観をつくっている。いったいなぜ。
とにかく、路駐だったのですぐ戻る。Pは看板から数十メートル先の右カーブで橋を渡った左側にあった。




渓谷の規模に合わせた小さな駐車場。右側のWCは普請中だった。




おそらく昔は相当に美しい谷であったろうと思われる渓流が、車道脇の崖下に流れていた。細く深く、谷を削っている。




初めて西沢渓谷を訪れたときの岩場を思い出した。




こういう古い手書きの味わいがある看板は見逃せない。地元の人しか知らない林道などが書き込まれていたりするから。
星尾地区の林道が気になる。


 

こういうことは知っておくと人生の幅が広がる気がする。




復路、やっぱり「お店」がない。川向うの屋根が固まっているところらへんにはあるのだろうか?そうも見えない。
このあたりの人はどこで買い物をしているのだろうと思いつつどんどん進んで、さっき下りてきた簡易郵便局の角も通り過ぎた。
左右に饅頭屋さん、ラーメン屋さん、酒屋さんがあった。ちょっと町っぽくなってきた。でもまたお店は無くなる。
右に上野村方面県道45号分岐。JAの…スタンドはみつからない。道の駅の看板発見!この先1km?………
あった!向かいにエネオスも…閉まってる。




道の駅にしては規模が小さい「道の駅オアシスなんもく」。聞くとスタンドは下仁田まで行かないと無いそうだ。
売られていたお弁当(?)を買う。安い。他にはお土産物のこんにゃくや地場野菜しか無い。
 来た道を引き返して林道へ戻る。三ツ岩岳の北側を巻いていく。標高はさっきまでよりは低い気がした。


 

全線舗装で道幅も舗装で路肩が区切られている分、少し狭くなったようだ。




 
(右写真、マウスオンで、砥沢)
ちょっと広いところに右へ砥沢へ下る分岐があって、すぐ手前右側に錆びきった工事看板があった。
工事期間は平成9年5月20日~平成13年8月31日だけれど、終了の年月日や距離は更新されているようだ。
この工事看板によると、今まで走ってきた道は「村道羽沢桧沢線」であるらしい。そうなのか。
それはさておき、おなかがすいた。三叉路でちょっと広くなっていたのでここでさっきのお弁当みたいなものをいただく。


 

半分がおこわ、半分がほとんど具の無い焼きそば。
やきそばをおかずにもち米を食う(笑)。炭水化物で胸がいっぱいになってしまった。
他に売られていたものは、シイタケが数枚散らしてあるおこわ、おにぎり、あとなぜか焼鳥があった。




 



食べたら左へ、本線を進む。すぐに左に怪しげな分岐があったけれど、それは地図にも載っているピストン支線らしい。
さっきの砥沢分岐からこっち、落石というか崩れが多く、土砂がずいぶん道に流れ出している。
けれど、それがいちいち重機で路肩に寄せてある。
土砂に負けず劣らず木の幹や枝もたくさん落ちているけれど、やっぱり几帳面に片付けられている。
この整備のされ方は今まで走った林道の中でも一番じゃないだろうか…。
1ヶ所だけあった倒木トンネルの下をくぐり、ぐっと下った右手に家並みが見え始めて、やがて県道93号に下りた。




 

勧能という集落らしい。蝉の峡谷のもっと先の地域。…これが、やっぱり家屋の様子が違う!
1軒の家にしてはひと棟が大き過ぎる?…こんなに大きな建物をどかんと建てるものなのか…
それにさっき大仁田川沿いで見かけたような柱の目立つ…不思議な造形。
何なのだろう。気になる。帰ったら調べてみよう。
ここまで来てあの看板を見て、そうか自分は要するに御荷鉾線を走ってきたのだな、と、わかった。




さらに奥地へと進むと左108号、右93号の二又分岐になる。この辺りは羽沢という集落らしい。




たくさんあって助かる観光案内版。




左の道にも行ってみたくなるけれど、三段の滝はやっぱり遊歩道を歩かなくてはならないらしいからひとりでは行かれない。
なので、昨夜から予定していた通りに田口峠を目指す。右折で93号線、臼田方面へ。




どうでもいいけど、三段の滝フォールズなのね。でも象ヶ滝フォールズじゃない。(笑)
「心にググっと ぐんま」だし。




そういえば、群馬ではわりとよく見る気がするキリスト教看板(?)は、今日はあまり見かけなかった。
あの停車中のトラックの先でガクッと道幅が半分になってビックリ。
なんだなんだ、ずっとこんな道なのか!?と驚いているとまた広くなったけれど、道路の造りがいきなりすぎ。(笑)
ところで、沿道の集落の様子が尋常でない。




斜面で構成された集落の高みに、鳥居。遥かに見えるは立岩(たついわ)




あのうねるような川床!




ずっと気になっていたのはこういう建物。さっき大仁田川沿いで見たのもこういう家だった。
平地の少ないところに工夫して建てられているからか?
3階建ての大きな建物で、ベランダのような外廊下のようなものがめぐっていて…何だろう、この建物群は。
あとで調べると、「せがい造り」という養蚕のための家屋だそうだ。

※「 一路一会」 http://www.ichiro-ichie.com/index_top.html 古い町並みと集落・北関東>群馬>南牧村羽沢
こちらのホームページで、成り立ちや歴史もわかります。(^_^)






社会科見学の授業でこういうところを見て歩けたらいいのではないかと思ったりした。


 

このときは何と読むのかわからなかった林道狭岩大仁田線。
入口から山のほうを見たら、ひと株エノキみたいな大木が。こういう形の大木を今日はたびたび見ている。



(マウスオンで、反対側から)
いろいろ珍しがりながら分け入っていくと県境があった。
群馬県南牧村から長野県佐久市へ。(南佐久郡臼田町は2005年4月から佐久市に)




すぐに「狭岩峡(さばいわきょう)」の看板を発見。停まって写真を撮ろうと上を見上げて驚いた。




とんでもない峡谷の底にいたのだ!
いやに薄暗いのは曇ってきたからかと思ったけれどそうではなかった。見上げる空が異様に狭い。




上空は真っ青。時刻は14:02でまだ夕方というわけでもない。
つまりそれだけ谷が深いということ。上のほうで日が当っているところの紅葉が燃えるように眩しい。


 

実は岩壁の紅葉もかなりのものだが、車を降りて見まわさないと気付けない。
バイクでもそうだろう、狭いメットの視界では捉えきれない。撮影好きでよかったと思った。


 

この渓谷の出口は隧道だった。名前の「狭岩(せばいわ)峡」はなるほど!コリャせばいわ~~~!!(笑)



 

田口峠までは凄まじいワインディングということだったけれど、考えごとなどしながら淡々と走っていけばどうってことない道。
昔は廣川原線という名の林道だったとか。右に星尾線というきれいな名前の林道があった。






高度が上がると紅葉が煌めく。






こっちのほうって本当に岩肌むき出しの峰が多いなぁ…と見慣れない景色に喜んでいると、上からパトカーが下りてきた。


 

こういうところで町なかで見るような普通のパトカーを見てしまうと、一気に日常に引き戻される感じ…。
でもこの辺が管轄だと、毎日こんな道をパトロールで走るのだろうか。そのあと、カーブ2つぐらいで峠に着いた。



(マウスオンで写真がチェンジ)

 
(左写真、マウスオンでチェンジ)


(マウスオンで写真がチェンジ)
田口峠。確かに山奥まで来た気はする。風もなくひっそり閑と静まり返った空気に漂う寒気。
でも、それほどの山間僻地へ来てしまったとは感じなかった。
実際、勧能からの距離は12キロほどだという。人里からそれほど離れているわけでもない。


 

臼田へと下っていくと左に誘うような細道が。地下湖に海から1番遠い地点…。
実はまったり亀さんのこちらの記事を見ていつか行ってみたいと思っていた。

※ 「まったり亀日記~日本一周友の会~」
「日本でいちばん海から遠い地点へ」(http://aroundworldkame.blog28.fc2.com/blog-entry-387.html)

どちらも行ってみたいけれど、きっとどちらも行けないだろう。ネットで探せば他に誰かが行ったレポがある。


 

 峠を下り、エメラルド色がきれいだと聞いていた雨川ダム湖を眺めて臼田町へ。
途中、広々とした道路で本日5匹目の昇天タヌキを見た。1日で5匹は新記録だ。
そんなに野生動物の多いところばかり走ってきただろうか?でも林道内では全く見なかった。
それは林道を走る車が少ないから…???御荷鉾では元気なシカ・キジ各1目撃。




  

臼田の町。駅前まで行ってもほとんど人通りがなくて驚いた。
GSもコンビニも見あたらない。かわりにきれいなマンホールを見つけた。
お店は街道のほうにあるのかもしれないと思い、R141に出て左折、最初のGSで給油した。はす向かいにカインズホームがあった。


 

ここまで来てしまったから戻るのもなんだなと思い、千曲病院入口交差点まで行き、R299を十石峠方面に向かう。
左に余地(よじ)峠への道が。行き止まりのところがどうなっているのか見に行ってみたい。




古谷ダム管理事務所でトイレ休憩。こないだ来た時よりもドウダンツツジの紅葉が進んでいてきれいだった。



(マウスオンで、峠へ2.4km)



古谷ダムの手前左から大上(おおがみ)峠へ上る。広くてきれいな舗装路を峠までほんのひとっ走り。
早い時間に来れば紅葉が楽しめたと思う。


 

林道大野沢線と田口十石峠線。林道名からどの辺を通ってどこへ繋がっているのか想像するのも楽しい。




左手にポツンと小屋があった。何だろうと思うと薄れた文字で大上峠公衆便所と。ノックしたらクマが出てきそう。




この林道は短い!もう着いた。




と思ったら、峠から向こうが林道大上線だった。お楽しみはこれかららしい。


 

普通の舗装路をどんどん下っていくと右側が開けて眼下に赤い屋根がいくつも現れた。なんもく村自然公園のバンガローだ。
急斜面に建てられたコテージからは遠くの山並みがよく見えるだろう。こんなところに泊ったらいいかもしれない。



(マウスオンで写真がチェンジ)
しばらく走ると左手に川が流れて、何だかさっきの狭岩峡のような雰囲気になってきた。
周囲を高い岩壁に囲まれた谷底を走っているようで、暗い。




車を降りて見まわすと、覆いかぶさるように切り立つ岩壁が圧倒的だ。




峠のものと似たような看板があって、それによると自然公園から4km下りてきたところらしい。県道108号まではあと1kmか。




小さな橋を渡るとT字路で、県道108号に接続している。
来たほうを振り返ると山の高いところにだけ夕日があたっている。山は日暮れが早い。谷はもっと早い。



(マウスオンで、通行止めとか)
左は余地(よじ)峠方向だけれど道は繋がっていないらしい。でもやっぱり、その道の終わりを見に行ってみたい。
ここも、民家が例の造りだ。




自然の村あたりから流れ出している川沿いにT字路を右へ、熊倉の集落の中を通っていく。
しっかし狭い!!林道よりこの県道のほうがよっぽど険しい。しかも民家バリバリ対向車バリバリ。
こんな山の中なのになぜ家がたくさんある???



(マウスオンで写真がチェンジ)
途中の右手に三段の滝入口のPとWCがあった。




うわ狭い!ちょっと狭い!と驚きがおさまらないうちに、さっきの二又に出た。
田口峠へ上る手前の、108号と93号二又分岐の羽沢地区だ。一周してきたネ。
さて…山梨から帰るつもりだったけれど、走りたいところを全部回ってしまったらまた南牧村に戻ってしまった。
山梨経由のほうが距離があるから、上野村へ戻ってR299秩父経由で帰ることにする。薄暗くなった蝉の峡谷を通過。
雨沢の簡易郵便局前から先の道は本日3回目(笑)。
県道45号へ右折して、今度は新造の湯の沢トンネルをくぐってみる。…長い!何だ、ものすごく長い!
あとで調べたら全長3,323メートルもあるそうだ。
抜けたらもう真っ暗。来た道を戻っているのに知らない道のように暗い。闇が濃い。慣れない道なのでちょっと怖いくらいだ。
偵察しようかと思っていた上野村ふれあい館はひと気がなく、道の駅上野も店じまいしてしまったようにひっそりとして見えた。
R462と分かれて上りに入ると速い4台編成の団子走りになった。途中で普通車2台が脱落、
いちばん速い車にがんばってついて行ったけれど途中で振り切られてしまった。でもおかげで眠気が吹っ飛んだ。
ミューズパークを越えるとき、左折を1ヶ所間違えて巴川まで下りてしまった。
セブンイレブンに飛び込んだら親切な人が道を教えてくれた。ミューズパーク越えは今後の課題。




道の駅あしがくぼ着19:10。羽沢集落が17:00だったからここまで2時間!?
…慣れない道とはいえ道志みちよりずっと距離があるのか…。


 

吾野を越えて、R16に出て爆走。もう遅いから混んでいないだろうと八王子市街地突入。どこも混んでいない。
八日町交差点から家までは1時間半ほどだった。混んでいなければこんなもの。

 これだけ走って462.6km。前の週のぶどう峠ドライブが535.9kmだったことと比べると、
山梨経由より秩父経由のほうがだいぶ近い気がする。白駒池も実はこっちからのほうが…?

帰ってから南相木村・上野村・大滝村あたりの林道をネットで調べると…行く先々でナノレカワさんに出会ってしまう。(笑)
山梨の林道を調べているときとは、明らかにヒットするページが違う。
相模原から山梨へは近かったけれど、都内や埼玉からの山梨はちょっと遠いところなのだなと思った。
DELICAその他の4駆で林道も、ヒット数が多い。

車で山梨の林道…は、異端なのだろうか…。

群馬県 南牧村ホームページ http://www.nanmoku.ne.jp/modules/kanko/index.php?content_id=1
南牧村ガイドマップ http://www.nanmoku.ne.jp/~sanson/nanmoku-map.pdf


< 総走行距離 462.6km >


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