魚肉が沈殿していることがあるので、よく振ってお飲みください。
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【2014年1月14日】

三浦あたりまで走ろうとして大楠山のことを思い出した。昔何度も登ったし、DJEBEL:YOKO号でも2回行っている
ただ3kmほどの道のりがものッすごい急勾配で、
ところどころダートで簡易舗装も結構砂利っぽかったり、泥がぬかるんでいたりもする。
SAI号じゃあどうかなと思いつつ、ダメなら途中で引き返せばいいやと行ってみることに。



ご存じ、チャヤ前。



(マウスオンで写真がチェンジ)
曇り空の下の江ノ島。



(マウスオンで写真がチェンジ)
すぐ近くでエサを漁っていたカラスと目が合ったのでカメラを向けると、あっちへ飛んで行ってしまった。




R134の大楠山入口交差点(角にある京急ストアの緑看板でわかりやすい)を曲がると、
50mぐらい先に左斜めに入っていく道がある。
手前に大楠山と矢印が書かれた青看板が2枚もあるのですぐわかるはず。
民家・畑・産廃処分場みたいなところを臆せず上って行くと



(マウスオンで写真がチェンジ)
簡易舗装の細道が、木々生い茂る山へと急激に上っている。
左路肩に山火事注意と鳥獣保護区域の看板、それに関東ふれあいの道の木の道標がある。



(マウスオンで写真がチェンジ)
上り始めるとすぐ砂利というかただの山道になる。舗装が古くなったのかダートなのか、とにかく足場は悪い。
しかも傾斜は急だしカーブしているし、大型のオンロードバイクで来るようなところでは全くない。
写真が比較的きれいな舗装路ばかりなのは、そんなところでもないとバイクが停められないから。
この場所も、ともすればうしろへズリズリと落ちて行きそうな急坂。バイクを離れるのがかなりコワイ。




そしてこの先は完全なフラットダート。しかも雨が降るとぬかるむような泥地帯あり。
左右は草木が覆いかぶさるような感じで三浦半島特有の薄暗さが漂う。



(マウスオンで写真がチェンジ)
ビクビクしながらここまで上がってきたけれど、もういいかな…と笑ってしまって、ここで引き返すことにした。
ここはちょうど左側に広めのスペースがあるのでなんとかスイッチターンができる。
(といっても坂なので油断できない大変さだけど)
ここはDJEBEL:YOKO号で来た時もコワかった。CBR:SAI号ではさらにコワイ。
対向車が来たら対応できなさそうだし。




来た道を下り出したらやっぱり前につんのめりそうな傾斜。転がったほうが早そうというのはこういう坂のことか
と思っていたら路肩に面白いものを発見。でも、とてもじゃないが停まれない!!
おまけに下から車が上ってきた。ピンチ!
実は写真右下に少しだけ写っているけれど、ちょうど右側にスペースがあって、なんとか離合できた。
けど、こんなところに入り込んでアホなバイクだと思われたことだろう。(^_^;)



(マウスオンで写真がチェンジ)
チョット下まで下りて駐車。歩いて上ってようやく目的のブツの写真を撮った。




なるほどへっぴり腰になるほどすごい坂だということか。
大楠山の標高は242m。上り口は海抜10mあるかないかだろうし、上までの道のりは3km。直線距離はずっと短い。
ということは、斜度ってどのくらいなんだろう???




エンジンブレーキの効きがいいことに喜びながら山を下り、葉山方面へ走って立石公園で休憩。




狭いPなので一方通行。入口の急坂がホントに急。




手前が奇岩「立石」、奥の岩場が「ぼんてん」。




ここにそう書いてある。もっと詳しいのはこちらの看板。



(マウスオンで写真がチェンジ)
アロエ満開。どこか竜っぽい。やけどをするといつもこの葉っぱを貼る。
でも昔、相模原の地に移植したら、氷点下の気温に溶けて無くなった。悲しかった。






遠くの海面に雲間から陽が射してきたり、また曇ったり






遊歩道のあちこちに水仙が咲いている。風も冷たいし、海辺が特別暖かいとは感じない。
でもアロエといい水仙といい、草花たちは気温や湿度を敏感に感じ取って、ここで咲き暮らし続けているのだろう。



(マウスオンで写真がチェンジ)
穏やかな波打ち際はしばらくのあいだ眺めていたい。遠くのキラキラも。
見慣れたつもりのこの風景が、やっぱり好きで、来るとつい寄ってしまう。





ところで、CBRに乗り疲れた。
昨年11月のライディングレッスン中、初めてコケた。私がコケてもSAI号はコケないと信じていたのにコケた。
そのとき打った左膝が、寒さが厳しくなるにつれておかしくなってきた。
それより気持ち的にダメだった。ちゃんと乗ろうと9月にメットも新調したのに。



あの日訊かれた
「今日は何をしに来たんですか」
という問いが、それからずっと頭から離れなかった。
ライディングレッスンの主催者側に、確かポイントワンというバイクショップの名があったような?と検索してみた。
すると、あのとき乗り方を教えてくれていた紳士が、なんとポイントワンの店長さんだった。
年が明けたら整形外科に行こうと決めた。ついでに、ポイントワンにも行ってみようと思った。

新年7日、恐る恐るお店の裏側にSAI号を着けた。
お店の人は、私を憶えていてくれて、ホンダのFTRとスズキのGSRを見せてくれた。
お店の裏口には黒い小さな猫がいた。



(マウスオンで、黒い小さな猫)
帰ってからもずっと考えた。
自分は何をしたいのかそのためにはどのバイクを選んだらいいのか。わからなかった。
ただ、「降りてしまえば」とは、もう全く考えなくなっていた。
そういえばGSRを見せてくれたとき、「乗ってみます?」と言ってくれたっけ。
1週間ほど考えて、試しに乗ってみたら何かわかるかもしれないと思い、試乗させてもらいに行った。
店長「どうでした?」
30「………
言葉が出なかった。
こんなに乗り心地のいいバイクがあったのかっっっ!?と、あまりの感動に、すぐに答えられなかった。
軽快でよく曲がって低速が信じられないくらいラクで加速もいいし、ケツも股関節も痛くない。
「ママチャリみたい!!( ・∇・)♪♪
いや、けなしているのではなく、そのくらい気軽に、構えることなく、スイスイ乗れるという意味デス。(^_^)



(マウスオンで、(=^・^=) (=^・^=) (=^・^=) )
ちょっとお店が忙しそうになってきたので出直してこようとしたら、まあまあちょっと待っていてとか言われて、
ふと見た足元に猫がいた。
たくさんの林道仲間と別れたいきさつに絡む猫。あれから猫を避けていた。
でもここに猫がいる。可愛かった。たまらず、ちょっかいを出してしまった。
実に数年ぶりに猫に触った。
「猫ってこんなに温かかったっけ
と、ガラスが割れるように、拒んでいた心が砕けてしまった




猫は悪くない。CBRも悪くない。選び間違えたのだ。選び直すことはできる。
いくつか気付いた間違いを、ここで直せばいい。直せそうな気がした。
直そうと決めた。信じた。


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