魚肉が沈殿していることがあるので、よく振ってお飲みください。
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【2014年7月28、29日】




とりあえず晴れている。
夏の山梨、「午後は山沿いで雷雨」はあたりまえ。気にしていたら出られない。
こないだ行きそびれた白樺湖~霧ヶ峰ルートを何とか攻略したいと思いつつ出かける。
早起き成功で5:16出発。道志みちから道坂へと右折すると通勤ラッシュ時間帯で、あの細かい断続カーブの峠道を
地元車が確実なハンドル捌きで飛ばしていた。そりゃ、毎日朝晩走ってりゃ慣れるし巧くなるわな。



コーナーポケットで仕入れたパンを道の駅にらさきでいただく。
ここで河原から八ヶ岳方面を見てみると、なんと上半分が雲に隠れていた。
「霧ヶ峰」とはよく言ったもので本当に霧がよく出るらしく、
以前行ったときもやはり道路以外は霧だらけで、景色も何も望めなかった。
これでは遠いところをわざわざ行ってもそれどころか雨雲にでも突っ込んだら厄介だし
じゃあもっと雲の少ない晴天の日にチャレンジしよう!だから今日は富士山へでも行っておこう!
と、方向転換。




R52を南下していて、先日工事中だった道の駅富士川を思い出し、行ってみるとオープンしていた。




左右2棟の間が広々と屋根のある空間になっていてイスとテーブルがある。
雨に濡れずに休憩できるし、雨に濡れていても建物の中へ入らずに休憩できるので、
露天が宿命のライダーにはとてもありがたい。




裏に、クマさん(篠原勝之氏)作のオブジェが。北杜市の橋の欄干もこの人のだっけな。




左の建物の上にある塔屋が気になって入ってみると、展望台の矢印が。
無心に上りながら、こういうのって小学生とかも見ると反射的に上るよなと思う。



(マウスオンで写真がチェンジ)
階段が狭くなってきたと思ったら、なんと、ここが最上階?終点?しかも暑いし窓遠いし。


 

それで、眺めはこれだけ?




だったら、この2階の展望デッキのほうが断然いいじゃん。日干しになりそうだけれど。(^_^;)




広々とした売店で気になっていたこれを購入。
270円は観光地価格のはずだけれど、観光に来ているときはついうっかり買ってしまう。




これがまた、絶妙にウマかった




この道の駅、市川大門側から富士川大橋を渡って来たなら左折ですぐ入れるけれど、
増穂(ますほ)町側から富士川大橋を渡る寸前に右側にある施設に気付いた場合はもう右折では入れない。
橋への上り坂の手前の交差点で右折して回り込んで入場なので、要注意。




さて、この道の駅富士川からR300へ向かうなら、R52号へ戻るのとJR身延線沿いに9号線を久那土(くなと)へ出るのと、
四尾連湖(しびれこ)へ行くと見せかけて山間部を走る3つのルートがある。
紹介した順に、普通車ドライブコース、オンロードツーリングコース、変態オフ車コース(笑)って感じの道。
身延線沿いの道も風情があっていいけれどこないだ通ったばかりなので、今日は山道好き々々変態コースで。
といっても、昔1回カーナビありの逆コースで通っただけなので記憶が曖昧。迷子になって超急勾配でターンとか。
後半、県道414号線、樋田川沿いの里山の様子がいい。
少し西の地域で、上九一色村へ向かう反本川沿いの県道416号線や、
芦川沿いに西へ向かう36号線の雰囲気とよく似ている。




JR身延線:下部温泉駅。前後左右を山に囲まれた、暑さの底に沈んだような駅。
夏の緑濃い山とのコントラストが強烈な、静かな静かな町の駅。
最初はR300に出たら本栖湖へ上がるつもりだったけれど、時間に余裕があるのでこちらへ下りてきた。



(マウスオンで写真がチェンジ)
線路もホームも道路との境目がないみたいにそこにあって、蝉の声が降り、陽炎が立ちのぼっている。



(マウスオンで写真がチェンジ)
保線車両?なんたらイエローとかいうやつ?
写真を撮ってバイクに戻ると、駅の待合室で新聞を読んでいたおじいさんに
「女の人でこんなバイク、すごいねぇ!」と話しかけられた。
このあと林道を通って富士山側へ抜けるんだと話したけれど、あまりよくわからないようだった。
もしかして余所から湯治に来ている人だったろうか。




駅前の下部郵便局の壁にこんなものが。夏休みの絵日記に捺してもらいたい。



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林道三石山(みついしやま)線との分岐点。今気付いたけれど、延長37.7kmって、わりと長いじゃん。



(マウスオンで写真がチェンジ)
山梨県営林道:湯之奥(ゆのおく)猪之頭(いのかしら)線はこのトンネルの真ん中で終了。
その先は同じ名前で富士宮市営になる。



(マウスオンで写真がチェンジ)
な~んかさっきっから気になってるんだけど、空模様があやしい。
それは標高が上がったからで、山を下りれば下界はまた晴れているのではないかと願いつつ




いや~ん、盆地のほうがずっと晴れてた(泣)




ここは東名高速:足柄S.A。
林道を下りて人穴(ひとあな。この地名、なんか怖くない?)~72号線~富士山スカイラインに入ったら降られてしまった。
水ヶ塚のあたりはカッパを着込むほどの本降りだった。でも御殿場は晴れ。
リポDでも注入しようかとハックに寄ったのに売ってないし、もう面倒になって高速に乗ってしまった。
そして今、足柄P.Aにいる。
雨を避けたつもりが、わざわざ局地的な雨に突っ込んでしまったという。(30雨女説は結構真実)

< 総走行距離 381.6km >





昨日と同じように晴れている。
今朝は5:20出発。昨日より5分ほど遅れている。朝の5分は大きい。心持ち急いでみた。
昨日、道坂隧道のちょっと手前で追いついた桂高校行きの富士急山梨バスを、今日は隧道出口のバス停停車中にかわした。
都留市内へと下りながら、追いついてくる地元鬼速車両が昨日と同じ車に見えてちょっと可笑しかった。
確か白の原付は同じだったんじゃないかな。(笑)



今日はおむすびのおおみやさんで、初めてのエビフライむすびを
行ったときちょうど一段落したところだったようで、奥さんとご主人とお話ししてしまった。
初めてどこから来るのか聞かれたので横浜の、ランドマークが見えるところだと言ったら、
「エー!すごーい!一等地じゃないですかー!!」
とすごい反応(笑)。
「そんなにいいところじゃないですよ、コンクリートばっかりで」
と言っても、そんなの関係なくミナトヨコハマってすごい場所であるらしい。(^_^;)
そりゃ、お店も病院も学校もどこにでもあるし、便利で何でも買えるけれど
でも、どこを探しても売っていないものがある。それは山梨の自然。
「こっちには山もあるし、川もきれいだし、空も青いし虫もいるし、いいじゃないですかー」
言いながら、ついさっき下りてきた道坂のささやかな通勤ラッシュを思い出し、
この人柄も、この土地の名産なのではないだろうかと、しみじみ思った。
今日はご主人が作ってくれたおむすび。
ふっくらとホロホロと、やっぱりご主人のおむすびがいちばんおいしいな、とうれしく思いながら。




そして今日の韮崎。昨日の朝と同じ写真かと思うくらい同じ天気。これは、行ってみるしかないかと思う。
その前にちょっと寄り道。三村橋入口交差点を右折して坂をどんどこ上って行く。目指すは茅ヶ岳広域農道。




日照時間日本一を誇り、毎年サンフラワーフェスが開催される明野(あけの)町。
7~8月には広域農道の左右に広大なひまわり畑が出現する。
種蒔き時期が段階的なようで、満開のところもあればまだ苗っぽい一角もある。




ここはまだまだ生育途中。遠くに見えているのが山梨県フラワーセンター「ハイジの村」の建物群。



(マウスオンで写真がチェンジ)
おお、なかなかの眺め!地平線までヒマワリじゃなくて遠景に山があるのが狭い日本の風景。



(マウスオンで写真がチェンジ)
ちょっと油断するとすぐ人工物入っちゃうし。(^_^;)




子供の背丈は軽く超えているので迷路が作ってあるところも。
とにかく空が広い。これだけ広いと少しぐらい雲があっても全然気にならない。どこにも影のないひまわり畑。
まさに「夏」そのものの景色。夏=海だけではないのだ。




それにしても律儀な。さすがは太陽の花、全員揃ってお日様のほうを向いている。




観光バスがいっぱいのえだまめ摘み積み農園の脇を通り、R141方面へ下っているとき、
道端の馬頭観音に「安政」の文字をみつける。安政元年はペリー来航の翌年。


 

ゆるゆると下ってきたら大豆生田(まみょうだ)交差点に下りてきた。
R141のスーパーやまととくろがねやのある西川橋西交差点先の農産物直売所「おいしい市場」に初めて立ち寄ってみる。
入って左の農産物コーナーは屋根が富士山(笑)。
入ってみて驚いた!野菜だけでなく、おみやげもたくさんあるし、コーヒーやソフトもあるしトイレもきれい。
お土産売り場の奥には無料の休憩スペースもあって至れり尽くせり。今まで寄らなかったことを大いに後悔。
さらに調べてみて(株)アルプスさんの経営とわかった。
あの夜10時までにぎりたてのおいしいおむすびを食べさせてくれる初狩P.Aもこちらの会社だったのだ。
よく寄る道の駅南きよさとや釈迦堂のP.Aなども。うーん、山梨ファンとして勉強不足だった…(~_~;)




レインボーラインに入ろうと思っていたのにアテにしていた標識がなくて道の駅南きよさとまで行ってしまい、
その先の長沢交差点を入って事なきを得る。高根駐在所前交差点を左折ですぐ右折だったかな?
リゾナーレの先を右に、踏切を渡ったらすぐ左に、右手に馬術競技場を見ながら行くとすぐに道の駅こぶちざわがある。




道の駅前の交差点を直進、八ヶ岳アウトレットを通り過ぎたら道に迷ってしまい、
何となく走っていたら信濃境駅前通りに出た。
今日の井戸尻は、もうハスも咲いていなかった。ただただ夏草が生い茂るのみ。
時刻は12時半を過ぎたところ。蓼科高原に駆け上れるだろうか




と思ったら、二又を右へ進むのにそのまま左に行ってしまった。
ありゃ!とすぐに停まったけれど、どうやら疲れているなと自覚。
214.2km、今日もここで撤退。無理は禁物。



(マウスオンで写真がチェンジ)
帰るとなると気がラクになって、信濃境駅なんぞを見に寄ってみたり。
名前もステキだが駅舎の前の白樺もステキ。すぐうしろの植え込みに小さな池があって、金魚が泳いでいる。

田舎の小さな駅前広場の静けさが好きだ。
特に、ギラギラとした夏の太陽が照りつけ、無風状態で、乾いた熱射に死んだように静まり返った、人っ子ひとりいない駅前。
タクシーもバスも1台もいない。
命あふれる季節のはずが、かえって死を思わせるような夏の白昼の怖さ。
軒先に揺れる祭礼のしめ縄や提灯。夏の中に確実にある秋の気配。怖いなと思う。




駅前でお宝案内図発見。拡大版はこちらをクリック。




道の駅蔦木宿(つたきじゅく)。いつか蔦の湯に入りに来なければ。




13時半、山梨へ戻ってきた。



(マウスオンで写真がチェンジ)
振り返ると新国界橋(しんこっかいばし)。釜無(かまなし)川は流れ下って富士川になる。
遥かなる長野県が、わりと普通に来られる長野県になってしまった。
道は続いているのだと身を持って感じる。




道の駅にらさきまで戻ってきてヤツをチェックすると、ぼんやりと霞んでいる。
もし行っていたらどんな景色が見えたのだろう?



(マウスオンで写真がチェンジ)
うっかりカッコ良く撮れてしまった写真。
スーパーオギノ韮崎店が、まるでカリフォルニアの食品スーパーみたい!?(笑)
色の揃った自販機とかガチャガチャとか「酒」ってひと文字だけとか移動販売車とか、妙にカッコイイ。
そういえば道の駅富士川のそばにも大型店ができていたっけ。最近のオギノはちょっと凄い。

高速には乗らずに全線下道で19時半に帰宅。このくらいに帰り着けるといろいろとラク


< 総走行距離 390.8km >


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